
岩手県上閉伊郡大槌町吉里々々。
浪板大神楽保存会。

鳥居建碑(昭和16年旧4月3日、紀元2601年記念)

鳥居の跡。


狛犬一対(平成5年10月吉日、藤原三太郎奉納、石工:(有)三浦屋石材店)


鳥居(昭和3年旧4月3日、世話人:藤原由松、中村萬太郎、川向萬徳、大下未子松)
鳥居(平成5年10月吉日、願主:浪板 藤原三太郎、妻カノエ、石工:(有)三浦屋石材店)

鳥居額束神額。

鳥居の先に…

波板津波到達の地碑…『今次の震災が永久に教訓となることを願ってこの地に建立する』

奥の宮へ向かいます。車で行くことが可能です。

車なら10分くらいで到着します。

権現供養塔、天照皇大神、庚申塔、金刀比羅宮参拝記念、馬頭観世音、牛馬観世音、神社寺院参拝記念碑、志和古稲荷講記念碑、三社託宣、山神、能伏災風火普明照世間…色々あります。年代も古いものから比較的最近のものまで様々。状態はいいので興味のある方は現地へどうぞ。



岩に鳥居。磐座ですかね。


石塔は山神かな。

鯨山は上閉伊郡大槌町と下閉伊郡山田町との境にある山。標高610.2m。西の石坂森(573.3m)、鯨峠(319m)から続く郡境にもなっています。当山の南には標高458mの小鯨山があり対をなします。大津波の時に雄鯨と雌鯨が寄せて来て2つの山にとどまったという伝説を残します。2つの山の中間部に鯨山神社が鎮座しており、付近の不動滝と合わせてハイキングコースとなっています。鯨山の東側に県立陸中海岸青少年の家があります。近くの浪板海岸や四十八坂海岸など海の景観とともに観光地として開発され訪れる人も多い場所です。
ミヤペディアより…『大槌町浪板地区から国道45号線を折れ大槌町と山田町との境でもある鯨山(610m)頂上へ続く林道を行くと左手に採石場が見えてくる。その先で道は鯨山へ登る林道と沢沿いを行く道に分かれ、沢沿いを行くと石碑群などがありその先に鯨山神社がある。滝はこの神社の奥で鳥居脇に車を止めて50メートルも歩けば簡単に到達できる。この滝は約15メートルの落差で落ちる一条の滝で浪板不動滝と呼ばれている。滝の周辺には朱塗りの太鼓橋や、滝の左側には旧鯨山神社社殿跡の石柱がある展望所もある。周辺は手軽に到達できる里滝にしては渓相も良く広葉樹とも相まって季節によって様々な表情を見せる。滝の右側には水神の石碑、岩の窪みには数体の不動明王の石碑がある。また、この滝は大槌町で平成12年に制定した新大槌八景のひとつになっており、トイレも完備されランチボックス持参で気軽に訪ねられる滝として滝めぐり入門には最適。』
御神木。

鳥居。
社殿前。裏に見えるのが浪板不動滝。
苔生した手水石。

御祭神は品牟陀和気命。
狛犬一対(昭和39年旧6月吉日)
例祭日5月3日。
石灯籠一対(昭和34年旧3月21日)


狛犬一対。
由緒…『奥の宮は海岸に屹立する海抜610メートルの山頂にあり、本社は鯨山の南麓の不動滝の下に鎮座す。山頂にある石の万年堂に、寛延4年(1751)8月建立とあれば、創立はこの頃と考えられる。鯨山は上閉伊・下閉伊郡に跨り太平洋を眼下にでき、眺望絶景、神験顕著なるを以て登山参拝する者も多い。平成19年には老朽化した社殿を改築した。不動滝は15メートルの落差であるが、滝の岩肌と老大樹に囲まれ、幽玄的な神域を作っている。』

拝殿向拝神額(平成18年12月吉日奉納)

社殿裏手へ。
裏から見た社殿。結構面白い造りをしていました。

こちらは何かが彫られているっぽい石でしたがまったく読み取れず。

こちらは石を祀っているのでしょうか。それとも旧本殿に関連するのでしょうか。

石の前には小さな鳥居。

そして剣が数本。

浪板不動滝のすぐ手前。
鯨山神社本殿之跡地(平成19年5月吉日、氏子一同)

本殿之跡地から見た浪板不動滝。
なお、浪板不動滝については別記事にて紹介しております。



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