
岩手県和賀郡西和賀町沢内新町9地割。県道1号(盛岡横手線)沿い。新町稲荷神社。

鳥居。

手水石。

山神。紀年銘等はマジカル・アイを駆使すれば読み取れるレベル。

庚申塔(嘉永3庚戌年■月朔日)

「新町歴史の町お宝二、稲荷神社」

社殿。


御祭神は宇迦魂命。

例祭日9月9日。

由緒等は不明ですが、下記の小田島家が関連しているようです。

拝殿内。

拝殿内神額。

記…『此、新町の街並は、元士族小田島家代々の特大なる功績によりつくられたと伝えられている。沢内年代記には「延宝四年(1676年)小田島喜平衛、本内川より堰を掘りて二ヶ年にして完成し、新町の町割に合わせて町を南北に縦断する用水路を引いた」との記述がある。用水路は明治時代になってから道の西側を下水用、東側を上水用として使用されるように整えられ現在の流雪溝が造られる元となった。さらに新町の産土神として祀る稲荷神社の建立、改築維持にも大きく携わったと伝えられている。その小田島家の家屋がこの程解体される事にあたり末裔の井町氏より家内に祀っていた神棚のご神体を新町地区の繁栄と安寧を願い、縁深い稲荷神社にお預けすることはできないかとご依頼があり、役員他氏子一同の賛意を得て今日を佳き日とし預かり祀ることとした。令和3年10月8日。埼玉県さいたま市小田島家末裔井町修子・勝美。新町稲荷神社代表役員宮司三又義詔・責任役員別当小田島允・責任役員高橋仁・責任役員高橋康文・新町区長有馬正幸・氏子一同。謹書高橋由紀子』(下に「稲荷神社大神宮幟旗奉納寄付御芳名」平成28年9月吉日奉納、新町氏子一同、高橋由紀子謹書※御芳名省略)

奉納…『新町区は令和二年度大神宮並びに稲荷神社の修繕に際し、新町共有林組合様より百萬円のご寄付を賜りました。新町区氏子一同は深く感謝の意を表し永く後世に伝えるため茲に額を奉納しその功績を顕彰するものであります。令和2年9月9日新町区氏子一同、謹書髙橋由紀子』



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