岩手県花巻市内川目。
早池峰神社から鶏頭山登山口を過ぎ、折合沢を目指します。

案内板によりますと2.7km、徒歩70分。
岳川。
馬頭観世音。

一基は安政4年8月15日、もう一基は昭和かな。

車で来ることは不可能です。ちょっぴりなら車で行けますが距離的にあまり意味がありません。

すぐにこのような道になります。

七折の滝まで2.2km地点。
普通に山道ですね。
自然を楽しみながら…
と言いたいところですが…

このピンクの目印だけは見失わないように注意してください。

ボーっとしていると一瞬見失いそうになります。
見失ったら私のような方向音痴にとっては致命的です。


折合沢を右折。岳方面から歩いてきました。

折合沢に沿って歩いて行きます。
大体1時間くらいですかね。


ちなみに軽装できました。すいません。

到着。
七折の滝。
おもろっ!
七折の滝…『折合の滝ともいう。稗貫郡大迫(おおはさま)町の折合沢上流にかかる滝。折合沢は岳川に注ぐ。高さ50m。1条の流れが交互に左右の蛇紋岩に突き当たり落下する。滝名は7段に曲折して落下することに因む。豊水期と渇水期とでは屈折数に大きな変化が見られる。かつては早池峰山の修験者のみそぎの場であった。滝の裏には不動尊が刻まれ、俗人が滝を見ると天気が荒れるという伝説がある。早池峰山・鶏頭山の縦走コースに当たり登山者の水補給地でもある。』
日本を代表するヒョングリ滝。
ひょんぐり滝と呼ばれる水が真横へ勢いよく飛び出す様は全国でも稀な光景で見応えがあります。
滝口から落下した水が岩に当たって大きく角度を変えて10m近く飛び跳ねています。
水がさあさあ云ってゐる。「いいな、あそごの水の跳ね返る処よ。」 うん、いい、早池峯山の七折の滝だってこんなのの大きなだけだろう。(宮沢賢治作「台川」より)
七折の滝…『鶏頭山の西側中腹にあり、高さ約50m、落下する流水が滝の途中に張り出した岩場にぶつかって白い虹のように対岸の岸壁にぶつかり幾重にも折れて滝壺に入ることから七折の滝と呼ばれております。下から見上げた場合、下部の20mほどを見ることができます。』
七折滝不動尊。


不動尊像。

紅葉は綺麗ですが眺望はあまりありません。

不動尊と七折の滝。
名残惜しいけど戻ります。
静かなので誰もいないと思いましたが、珍しい滝だけにカメラマンはいました。熊がいなくてよかったです。
苔チェック。

帰りもピンクの目印だけは見失わないように…





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