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岩手県遠野市下組町。卯子酉様(卯子酉神社)。
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新奥の細道「五百羅漢のみち」…『このコースは、起点卯子酉様から愛宕神社、五百羅漢、程洞コンセイサマ、鍋倉城址や、なべくら展望台がある鍋倉公園を経て、終点市立博物館に至る全長2.8kmの石碑や歴史を知ることができる自然歩道です。五百羅漢は、大飢饉の犠牲者の供養のために、今から約2百数十年前に大慈寺の義山和尚が自然石に彫ったものです。苔の生えた石を見ていると、その歳月が偲ばれます。約2時間の散策路です。』
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卯子酉神社「募る思い、赤く揺れる。」…『遠野物語』にも登場するこの神社は、恋愛成就のご利益があるとして知られている。境内の無人売店で販売している赤い布を利き手ではないほうの手だけで木に結ぶことができれば、叶えたい恋が実るという言い伝えが。意中の相手へ募る気持ちが込められた布たちが、神社全体を赤く染めるように、吹く風に揺られている。
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参道・鳥居。
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遠野遺産第145号。
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遠野市HP(有形遺産(建造物))より…認定番号:145号 推薦団体:遠野町第11区自治会【遺産の概要】遠野の村兵に長く奉公していた譜代村出身の平兵衛(港屋)が文久年間に普代村鳥居にある卯子酉明神の分霊を勧請したといわれています。倉堀神社は延宝2年倉堀権左衛門が勧請したと言われており、昔、神社の裏手は旧猿ヶ石川の淵から転化した池跡があり、片葉の芦が生えていたと言われ、『遠野物語拾遺』第35話には淵の主に芦へ紙に書いた恋の願いを結びつけておくと男女の縁が結ばれるとの伝説が残されていて、現在も敷地内の木の枝に片手で赤い布を結びつけることができれば良縁に恵まれ、男女が結ばれるという風習が残っており、多くの観光客が訪れています。 
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社号標「卯子酉大明神」(文久3癸亥3月)
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卯子酉様…遠野一帯が大きな湖であったその昔、鮭の背にのって宮家と倉堀両家の先祖が猿ヶ石川をさかのぼってここにたどりついたという話があります。境内の小さな池は淵のあとでここの片葉の葦に恋の願いを書いた紙を結びつけておくと願いがかなうと伝えられています。『遠野物語拾遺』第35話にも不思議に男女の縁が結ばれたと書かれています。
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境内。
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何か独特な雰囲気ですね。
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小さな池。
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愛宕神社。
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平成19年12月吉日。
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本殿。
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倉堀神社。
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ちゃんと見ていませんが遷宮など棟札があります。
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卯子酉神社社殿。
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赤い布一枚百円。
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Wikipedia「卯子酉様」より一部抜粋…【祭神】卯子酉明神を祀る。かつて一帯は大きな淵でそこに「淵の主」が住み、その主に男女の縁を祈願すると不思議に叶い、特に信仰の篤い者には時として主自らが姿を現したといい、現在では祠の前にある木々の枝に、左手だけで赤い布を結びつけることができたら、縁が結ばれると云われる。【由緒】江戸時代に遠野の商人港屋平兵衛が、普代村鳥居の卯子酉明神(鵜鳥神社)を勧請して創建したと伝わる。なお、祠の傍らにある小池には往時は片葉の葦が生えていたという。
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社殿内。中央に「奉斎 大國主命・住吉大神・大鷲大神」と見えました。
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遠野市内の県道沿いの駐車場奥にひっそりと佇む卯子酉様は、江戸時代に、普代村にある鵜鳥神社の卯子酉明神を勧請し、創建されたと伝えられます。卯子酉明神が縁結びの神様だったこと、また、柳田國男の『遠野物語拾遺』第35話に、「ここの淵の主に願をかけると、男女の縁が結ばれた」と書かれていたことから、恋愛成就のパワースポットとして注目を集めています。淵がない現在、願かけは、祠の前にある木やロープに、願い事を書いた赤い布を結びつけて行うのだとか。そのときに左手だけで結ぶことができれば、願いがかなうといわれています。歴史を感じさせる木造の小さな祠と、無数の赤い布が織りなす神秘的な光景に、不思議なパワーが感じられます。
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左利き有利。なお、愛宕神社は別記事にしております。
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