
岩手県下閉伊郡普代村第25地割卯子酉。

『鵜鳥神社遥拝殿(普代村)』からの続きです。由緒等については前回の記事を参照ください。
「お山に登りましょう」ということで、奥宮を目指します。

クマ注意。

ということで鈴付きの杖を持ちます。

案内板によりますと約800m。

遥拝殿・神楽殿→神道橋→うがい場→お縒り場→お薬師様→夫婦杉→鵜鳥神社奥宮(本殿)→お岬様という経路になります。

Let's go!

黙々と登ります。

神道橋。

うがい場。身を清めます。

思っていたよりは近いかな。

お縒り場。

紙縒がない…

小祠。

『占い場です。紙縒を作り池に投じ沈めば願い事が叶い、水面に浮いては願い事叶わずといわれます。祠は、昭和60年(1985)玉山村大山石材店奉納です。』

お薬師様。




『杉の根元から湧き出る清水を溜める中央の凹んだ置き石があり、この水で眼を洗うと眼病が治ると伝えられています。中央の新しい祠は、昭和60年(1985)玉山村大山石材店奉納です。』

再び小祠が見えてきました。

夫婦杉ですね。

小祠に何が祀られているのかはわかりません。


普代村指定文化財第三号「天然記念物鵜鳥神社夫婦杉樹齢■年以上」。なぜか■部分が削られていました。

『普代沖からも見える夫婦杉、樹齢は500年以上といわれます。』

もう一息ですね。

夫婦杉。


頂上が見えてきました。

うん?

頂上ではありませんでした。ここから石段になります。
石段。
『嘉永2年(1849)建設の石段、133段あります。昇り切った所に石段供養塔が建立され、その裏山は展望台になっています。【手摺り】平成10年旧4月8日奉納、普代産業熊谷儀七』

鳥居。

石壇供養塔。

卯子酉山山頂への道があります。分岐になります。せっかくなので行ってみます。

頂上には方位盤がありましたがよく見えず。

そして眺望も皆無。

ってことで参道に戻ります。

奥宮鳥居。

奥宮が見えました。
『本殿は海抜424メートルの卯子酉山頂のひとつにあり奥宮とも呼ばれます。寛政4年(1792)と明治35年(1902)の二度火災にあい、神殿は明治45年(1912)、拝殿は昭和8年(1933)に新築されました。』

石灯籠一対



秋葉神社。

奥宮。
この高さ(海抜424m)にある建物としては大変立派なものです。



蟇股・木鼻等。
向拝。

崩壊してる石灯籠。

手水石(明治卅一天)

裏へ。あっ、拝殿・幣殿・本殿と別れているんですね。

更に奥に社があります。

元宮と石灯籠一対。


枝宮(平成4年7月吉日再建、東京都、畠山茂樹奉納)

こちらは不明。

お岬様へ。
『奥宮の後方にある小径を百メートル程足をのばすと、この山の突端にお岬様という石の祠があり、眼下に太平洋が展望されます。ここからはるかに野田村の和佐羅比山が望まれ、久慈市や野田村からの参拝者の人達で、この場所から和佐羅比大権現を遥拝している人もあります。』
お岬様。

眺望。
熊が来る前に戻ります。



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