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岩手県花巻市鉛字西鉛。結びの宿愛隣館。
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上質な3つの自家源泉を17のお風呂で楽しめる愛隣館。
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鉛って面白い地名ですね。ってことで鉛についてです。鉛は北上川支流の豊沢川沿いに位置。奥羽山脈中にあって周囲は山岳で囲まれています。地内の鉛温泉では春先・秋口の2回、夜半と昼に湯が鉛色に濁る時期があり、その時には温泉の効能が普段に倍するといいます。この湯が鉛色に濁る現象に因んで鉛の地名が起こったと伝えます。
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江戸期の鉛村は稗貫郡のうち。盛岡藩領。享保20年から万丁目通に属します。村高は正保郷村帳15石余(田11石余・畑4石余)、貞享高辻帳18石余、邦内郷村志21石余、天保郷帳73石余、安政高辻帳58石余、旧高旧領55石余、明治8年62石余。なお、仮名付帳では当村の枝郷として下沢(くたしざわ)村・豊沢村が見えます。天保8年には天保飢饉にもかかわらず藩が重税を課したため、当地方の農民達は仙台藩に訴えて解決を図ろうと数千人が鍋倉村に結集、中央道を避けて西山根通りを南進し、仙台藩の立会で訴えの一部は達せられましたが、上根子村喜四郎を含む首謀者は打首となっています。寛政9年の家数15。本枝村付並位付によりますと位付は下の中、家数17。宝暦年間、当地の村人によって発見されたという鉛温泉は、天明6年浴場として開かれ、年間を通じて浴客が集まり、当村は往来の人々で賑わったといいます。慶応2年、ここに湯治中の藩主南部利剛が付近の8景勝を侍臣に吟詠させてつくられた「鉛八景画帖」は、温泉を管理する花巻城下安浄寺へ与えられています。明治元年松本藩取締、以後盛岡藩、盛岡県を経て、同5年岩手県所属。同9年の村の幅員は東西約25町・南北約1里6町、税地は田7町余・畑23町余など計37町余、戸数29・人口192(男102・女90)、馬46、職業別戸数は農業19・炭焼3・杣稼6、物産は稗・小豆・蕎麦・太布・木炭・真木、下沢村から豊沢村に通ずる沢内街道が地内を通ります。同10年鉛郵便局開設。同22年湯口村の大字となります。
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はじめ湯口村で昭和29年からは花巻市の大字。戸数・人口は明治22年19・231、大正6年67・260。世帯数・人口は昭和25年121・538、同40年91・507。中山街道は花巻町を起点に豊沢川沿いに志戸平・大沢・鉛の各温泉場を経て豊沢から和賀郡沢内村川舟に至る道路で、安永8年に開削された道路ですが、現在の道路は明治26~28年にかけて完成したものであり、大正12年花巻~鉛間、昭和20年鉛~川舟間が県道に編入。大正4年から同街道の路面上に花巻電鉄鉛線が着工されており、大沢~西鉛間は同14年の敷設。昭和35年字西鉛の地に新鉛温泉が掘り当てられ、温泉旅館が営業を開始。同44年利用者激減のため鉛線の運行が廃止。
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土曜ワイド劇場(平成23年3月26日放映)
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火曜サスペンス劇場(平成12年1月11日宝永)
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南部の湯鳥居。
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鳥居だけかと思ったら…
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ちゃんと神社でした。
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新鉛温泉の由来…『鉛・西鉛は昔、金の鉱山があり大変栄えていました。それが藩制の時代に入り、上納金(現在の税金)が難しい為に金ではなく鉛と登録したのです。そうすることによってきびしい上納金の取り立てからのがれることが出来、村の繁栄を築くことが出来たのだそうです。その採掘跡、桂沢鉱山が今でも山に残っております。』黄金の伝説まどろみの宿愛隣館
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飲泉所。飲みやすい温泉でした。
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月ちゃん花ちゃん。
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鹿踊りの鹿。
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鹿踊り(ししおどり)の由来(春日流)…『京都、六波羅密寺の開祖である空也上人が、天暦5年9月16日(951年)鹿が猟師に撃ち殺されたのをあわれに思われ、供養したのが始まりといわれている。その後、武蔵国豊田村(東京都日野市)の清左ヱ門が現在のように一番庭踊り、かかし踊りなど数多く舞踊化し、その歌の数360余種に及び、当地方に保存継承されている。当館では5月から10月までの毎週特別スケジュール日にお祭り広場にて上演致しております。』
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岩手県唯一の和傘、伝統工芸「花巻傘」の彩り。
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花巻傘。
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部屋からの眺望。すぐ下に豊沢川が流れています。
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先付。あなごの押し寿司、かに菊花和え、手毬もち、湯葉琥珀寄せ。
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お刺身。
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肉!
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肉!!
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肉!!!
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肉!!!!
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肉!!!!!
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料理は先付のお料理の他に、バイキング(ビュッフェ)形式もありました。
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食べ過ぎてしまうよねー。
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でも宿泊数の割にはバイキングコーナーが狭いのか、宿泊者で激混みで、あまりじっくりと選べませんでした。
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なんだろう…生ビールがとてもおいしかったです。
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きっと注ぎ方が上手いのでしょうね。
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館内のお祭り広場ではマジックショーや東北民謡ショー、郷土芸能「鹿踊り」など各種イベントが行われています。
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この日はマジックショーと花巻の郷土芸能「鹿踊り」。
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今回の私のメインです。鹿踊りを一度見たかったんですよね。
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ストーリー性のある踊りで楽しかったです。なぜか頭の中にお笑い芸人バンビーノの「ダンソンッ!フィーザキー!」が少し流れました。
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鹿と記念撮影もできます。
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以上、愛隣館の鹿踊りでした。
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