岩手県大船渡市末崎町赤土倉。
碁石海岸を訪ねるみち…『①吉浜の津波石…吉浜の津波石は、1933年の昭和三陸地震の津波で海側から約200m運ばれてきた巨大な花崗岩です。1960年頃の道路整備で埋められましたが、2011年の東北地方太平洋沖地震の津波で道路が流され、再び姿を現しました。②ど根性ポプラ…東北地方太平洋沖地震の津波(約17m)に耐えたポプラの木です。周囲が変わり果てた中で、悠然と立っている一本のポプラの姿は、誰からともなく「ど根性ポプラ」と呼ばれるようになりました。③気仙縄文遺跡(大洞貝塚)…大船渡湾奥の東側、標高約31mの丘陵にある縄文時代後期~弥生時代の貝塚です。土器や石器、骨角器のほか、人骨、ほ乳類、魚類の骨や貝が数多く出土しました。④乱曝谷、雷岩…乱曝谷は、向かい合って切り立つ断崖絶壁に荒波が打ちつける景観が見事です。雷岩は、海面近くにあいた穴から潮が吹き出し、雷のような重低音が聞こえるときがあります。⑤碁石浜…海岸の名前の由来となった囲碁の石のような黒くて丸い石が堆積しています。この石は、泥からできた岩石が、波によって崩れ、洗われ、丸石化したものです。⑥大船渡の三面椿…熊野神社境内の三面椿は、日本最大級にして最古のヤブツバキが見えることができます。樹齢1,400年以上といわれ社殿の東、西、南の三面に植えられていましたが、現在は東の椿が残っています。』
当磯に通ずる自然歩道からは大船渡湾や対岸の長崎海岸などが望まれ展望に優れます。ってことでちょっぴり歩いて…
穴通磯に到着。
眺望。
穴通磯。
穴通磯は大船渡市末崎町の碁石海岸にある名所の1つ。
碁石海岸は中生代白亜紀の砂岩・頁岩が連なり、各所に海食を受けた奇岩・怪石が見られます。当磯は碁石海岸北端にあり、海食作用を受け、基部に3つの穴を生じた奇岩があります。岩石の堆積の模様と海食作用がよくわかる地形。
波静かな時には小船が通れます。今回は碁石海岸穴通船には乗りませんでした…少々太っていたので…
穴通磯(令和2年2月環境省・岩手県)…『大船渡市末崎半島の南東端約6kmの海岸線は「碁石海岸」と呼ばれ、約1億3千万年前(中生代白亜紀)の海に、砂粒の固まった層と泥の固まった層が交互に堆積し岩盤になったものがせり上がってできています。「穴通磯」は、もろくなった地層が波によって削られてできた3つの穴が開いた奇岩です。』・『The"Goishi Coast"is extending about 6kilometers along the southeast edge of the Massaki Peninsula,consist of the piled up on the seashore made by both mass of sand and mud layer alternatively which created 130million years ago,during the Mesozoic Cretaceous Period."Anatoshi-iso"is a strange shape rock which has three holes made by sea waves.』
コメント