青森県八戸市尻内町熊ノ沢。熊ノ沢温泉、根岸観音近く。尻内はアイヌ語「シリナイ」で「シリ」は川や沼の岸、「ナイ」は高い岸のある河川を意味し、湿地帯を表すそうです。その他、「チル・オチ」から「鳥が群生するところ」、「シリ・ウツル・ナイ」から「シリ・ウツル」となり「それらの村と村との間の川」という意味から浅水川(鳥が集まる水辺が広がる景色)を意味しているという説もあるそうです。
二之鳥居額束神額(昭和59年7月吉日、大島徳治)。
三之鳥居。
行屋。平成5年6月26日竣工。
鰐口。
何体かの仏像が見えました。それ以上に選挙ポスターが目立ちますが。行屋の施主も大島良助氏でしたし、その他の台座等にも大島という名前が多かったので当神社に大いに関係するのでしょう。
石灯籠一対(天保14癸卯年3月吉日)。
100段ほどの参道石段。
石段途中に狛犬一対。
手水石一基。古いです。
昭和軍神、日支事変起出征軍人武運長久祈願(昭和12年7月)。
ちなみにまだ石段の途中です。
社殿。
三間四方切妻造と一間四方の幣殿切妻造。
参道石段を振り返るの図。
本殿覆屋。
本殿裏は鬱蒼としています。
拝殿向拝。詳しい由緒等はわかりませんが、境内にある手水石や灯籠の紀年銘、更には鎮座地の住所等から長い歴史を感じます。
境内。
演芸会用の小屋があり、かつては色々な催しが行われていたものと思われます。
境内の鳥居。
手水石(嘉永6癸丑年8月)。
三吉様と呼ばれる地蔵。まわしを付けており「秋田三吉」と刻まれています。相撲の神様であるというこの地蔵は高さ72cm、幅26cm、厚さ20cm(台座は高さ20cm、幅43cm、奥行35cm)。
稲荷様。
木があります。
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