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青森市堤町2丁目。
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駒込川と荒川の合流点付近(松原地区)にあった堤ノ浦城には津軽郡代として南部光康が入城したとされており(後に横内城に移ったとされます)、堤町(堤川端町)は天文年間の津軽郡中名字に東卒都浜のうちとして「包之宿」と見えます。江戸期の堤村は津軽郡田舎庄のうち。青森平野中央北部に位置し青森湾に近く、東部を堤川が北流。北は青森堤町、南は浜田村、西は浦町村に接します。地名の由来は堤川、あるいは堤町在によるものと考えられます。弘前藩領。村高は「正保高帳」36石余(うち田34石余)、「寛文高辻帳」36石余、「貞享4年検地水帳」854石余(田757石余・畑屋敷87石余)、「寛保高辻帳」36石余、「天保郷帳」693石余(うち弘前本では寛政5年改出新田414石余・享和3年改出新田190石余・文化7年改出新田51石余)、「旧高旧領」905石余。貞享4年検地水帳によりますと小字に「野脇・奥野・橋本・亀田」があり、反別は田96町7反余・畑屋敷22町5反余(うち郷蔵屋敷地分を含め屋敷地5反余)。この他に開発可能地(田畑)10町3反余、空地1反余、永荒地(畑)8畝余が見えます。また、田は上田から下々田まで、畑は上畑から下々畑まで設定。元禄3年には浦町組に属し村位は中。宝暦9年改の御郡中郷村位付帳及び文化8年の御郡中郷村位付帳でも村位は中。水田耕作を主とする村でした。また、荷馬車の集まる場所としても栄え、第五連隊の兵士等が買い物をする場所としても栄えました。明治4年弘前県を経て青森県所属。明治初年の戸数29。村況は「東は堤川に添ひ、西は田圃なり」といい、堤川は「鱒鮭年魚等あり、其田雑魚多し」とあります(国誌)。「明治12年公学校表」によりますと明治9年当村に堤小学が開校。同年浦町村の一部となっています。
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参道正面の石碑。
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猿田彦大神(天鈿女大神)を刻みます。
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その裏の建物は延命地蔵尊です。
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