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青森県青森市浪岡大字浪岡字浅井。日蓮宗揚光山妙輪寺。通称上川原と呼ばれる浪岡北畠氏の川原御所跡。黒石市ぐみの木出身の斎藤義峰氏が黒石市妙経寺中興二十七代目住職揚光院日燈和尚(当寺第一世)に弟子入りし、東京池上本門寺で修行した後の昭和4年に同寺から浪岡に派遣され、信徒の協力のもとで同年7月8日に建立されました。はじめは浪岡教会所と呼ばれ、昭和27年より揚光山妙輪寺。旧暦7月28日開山記念日。御本尊は日蓮聖人木像(台座を含めて約60cm、黒石市の長内仏師彫)。住職は長沼の釈迦堂の住職も兼務しているようです。
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妙輪寺開基唯妙院日輪上人増円妙道…『記日齋藤義峰日秀黒石妙経寺日燈上人ニ師事命ヲ
奉ジ昭和四年七月八日此地ニ浪岡教会所ヲ開設同廿七年揚光山妙輪寺ト公称自ラハ日輪ト号セシガ同丗六年早春六十二歳ヲ以テ又此地ニ寂ス然バ一寺建立ノ遺徳ヲ仰ギテ妙塔ヲ建ル者也 法号記事吉澤秀香書』
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日蓮宗サイトより…『当山は、昭和3年(1928)、開基唯妙院日輪上人が、師・揚光院日燈上人の師命を奉じ、黒石妙経寺・浪岡教会所を開設、初め行岳精舎と称した。同23年には、新宗教法人令により、寺号公称し、揚光山妙輪寺と相成った。当地一帯は、古来「川原御所」と称し、其の昔、南朝の中心的指導者北畠親房卿一門が住した浪岡城の前身を作した土地柄である。以来、数百年を経て、今日、妙輪寺は不思議な因縁を受けて建立されたものである。開基唯妙院日輪上人は、開創以来、殊に日蓮宗の祈祷を通じて、衆生に其の功徳救済をもたらし、晩年には、同町長沼に祈祷道場釈迦堂を開くなど、後継住職の活躍もあり、宗派を超えて尽力し、現在に至る。』
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