青森県三戸郡南部町小泉。小泉集落中央の丘陵地に鎮座。

ちなみに「小泉八幡宮の家来の観音さま」と呼ばれている観音堂は小泉カツ家の裏山に鎮座しており、観音堂の脇に壊れた石造りの小祠の屋根が安置されていますが、これは昭和41年に庭木の欅を伐採していた業者が誤って木の下敷きにして破損させたためで、現在は石造りの小祠を新たに納めて御堂を建立。また、小泉の小泉カツの観音堂の龍神さまが鎮座する場所は元小泉八幡宮のおさご場跡。雨が降ればすぐに水溜りになりますが、通常はただの窪みになっています。

達者村百景。

御祭神は誉田別尊。例祭日は4月15日。境内178坪、本殿1坪、幣殿2坪、拝殿15坪。
享保15年庚戌年4月建立(※創建については下記参照)。社守である小泉善次郎の祖先によって八幡大菩薩宝殿が創建されたと伝えます。明治6年4月16日に間口三間奥行二間半であったのを大正元年9月24日に改築。昭和17年10月19日幣帛供進神社指定。昭和24年12月20日国有境内地115坪41を社有地として譲与許可されました。

狛犬一対(昭和8年旧8月15日、小泉村一同)。
御神木。


裏側から見たら何か凄いことになっていました。


まるで雷でも落ちたような…

手水鉢かな。

社殿は黄色い外壁に朱色の屋根で、緑の木々の中でひときわ目立っています。昭和34年1月15日に改築したもの。
享保年間の銘をもつ棟札を所蔵。青森県神社庁及び明治初年の新撰陸奥国誌において、創建を「享保十五年勧請の旧村社」としているのはこの棟札によるものと思われますが、棟札は再建札であることから、それ以前より建立されていたものと思われます。
例大祭は4月15日でしたが「御神酒上げ終わらなければ田植え始まらない」とし、1ヶ月遅れの5月15日と旧暦8月15日に行なっています。
終戦の頃までは旧暦正月14日にお籠りを催していました。この日の夜には境内に子どもたちを集めて銭をまいていたことから、子どもたちは喜んで集まってきたそうです。今日では旧暦8月15日を御神酒上げと称して、1戸あたり500円を徴収し、片岸御嶽神社の八木田宮司を招いて祈祷しています。

幣殿入口には一対の大提灯(八戸市二十三日町小泉林之助奉納・小泉出身。昭和48年旧8月吉日奉納)が掛けられていますが、かつては天井にたくさんの提灯が吊られていたことから「提灯神社」と呼ばれるほどでした。
境内神社。


観音小祠。現在は小祠のみが残されていますが、斗賀涼現堂との関わりがあるものといいます。

棟札が3枚見えますが、1枚は山神のものです。こちらが山神小祠なのかな。私の下調べでは1つは観音小祠で、もう1つが山神小祠。そして山神小祠には陶製狐像があるとのことでした。読み取れる山神の棟札には、「奉齋山之神堂壹宇新築 昭和31年5月15日 村内安穏 五穀豊穣 招福長壽 風雨隋時 納主 三戸郡福地村大字小泉 高岩製材工場長 福地村消防団長 村會議員 小泉金三郎」(裏面)「元山之神堂大破損の為め八幡宮宮司八木田政衛修繕を頼むと申したら小泉金三郎殿私はやりましと申して新堂宇を納めて下さいました」と見えます。

山神小祠。手前に石が安置されています。

どこから誰が持ってきたかわからない小祠であるといいますが、小泉八幡宮に参詣に来た人は皆この小祠を拝んでいるそうです。中には稲荷様が祀られており一対の陶製狐像が安置されているとのことですが、四対安置されていました。山神というより完全に稲荷神社です。









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