三戸郡南部町杉沢久保頭。県道225号中野北高岩線。杉沢子安堂の子安様は産土様として信仰。
狛犬一対(平成16年3月吉日、小村花江78才建之)。
昔は子安堂を集会場として使用しており、杉沢子供会では毎年子供相撲大会に麦沢子供会を招待して開催していたこともありました。
昭和52年の夏に、燈明の蝋燭のロウが溶けるに従ってその姿が観音像になり、それ以来、小村家では子安観音と呼ぶようになったそうです。小村家では子安さまには毎日かかさずご飯と水をお供えしており、御縁日は小正月15日で現在も旧暦で実施。かつては毎年8月16日にも行ったといいます。その日は小村浪次郎の妻である花江を中心に小村家にすべての神仏を移して20~30名が集まって講を催しました。御縁日には子安様の着物を振袖の晴れ着に交換したり、子安様はオシトギが大好きであるといわれていることから必ずオシトギを供えました。昭和40年代頃まではお盆にイタコも来て、子安様をあそばせたそうです。

「奉納子安観世音菩薩」(小村浪次郎、平成16年4月5日)

杉沢子安堂内のたなぎ石は祭壇の重軽石。明神様が宿っております。また、不動尊の姿をした自然木は権現様とも呼ばれ、昭和59年3月3日に坂元幸一郎が製作したもの。

奉納寄附者御芳名碑(平成16年3月吉日)。

御神木のイチョウ。


イチョウの根元にあある石殿。青光大明神です。


征露紀念。

堂宇から少し下がった場所に鳥居があります。

青光大明神・青光大竜神の鳥居です。
建物は2棟あります。

向って左が社殿。
青光大明神新築寄附御芳名。

裏には水が流れていました。

隣の建物は出羽三山信仰に関連する建物です。出羽三山へ参詣する際には行屋で精進潔斎しました。その行屋堂かと思われます。

中はかなり荒れていますね。


神鏡や仏像が祀られていますが何かは不明。
貼られている額は出羽三山。

掛軸ももちろん出羽三山。

境内には出羽三山に参詣した信者が建立した碑があります。1基は明治37年旧10月8日、もう1基は年代不明です。











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