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岩手県胆沢郡金ケ崎町西根諏訪小路。
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『坂本家は、文政年間(1818~1829)に伊達氏の預足軽から大町氏の家臣となりました。天保元年(1830)に当屋敷を拝領し、主屋を建てています。敷地は560坪あり、主屋の他に生垣、庭が残っています。主屋は桁行8間、梁間4.75間の喰い違い4間取りです。平成21年に復原しました。公開:9時~17時、休:月・火曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始』※パンフレットより
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『旧坂本家は、諏訪小路西側にあります。坂本家は仙台藩御預足軽で矢来に住していましたが、文政末年(1830)に大町家臣となり小姓組を勤めました。天保元年(1830)に現在地に拝領しました。屋敷は約560坪です。【1.屋敷】諏訪小路、屋敷裏横丁にサワラヒバの生垣が回されています。表間口(諏訪小路側)のやや南にある入口より屋敷に入れば、左手に畑、右手には小路からの生垣が続きます。生垣に沿って進めば、右に折れて主屋玄関に至ります。主屋と前生垣の間に露地庭、主屋と小路の間が主庭となりますが、現在はその姿を留めていません。玄関の前に、玄関庭と思われる樹木の植え込みがあります。主屋の奥は小屋と畑となっており、西側屋敷境はヒバの林があります。【2.建物】主屋は、桁行8間、梁間4.75間の茅葺き寄棟造り屋根の直ご屋で、石場建てです。小路(東)側に座敷(上位)、西側に土間が配される構成で、座敷の間取りは「喰違い4間取り」です。創建年代は現敷地を大町の殿様からいただいた天保元年(1830)で、江戸時代の侍住宅を今に伝えています。創建時から現代までの生活にあわせ、建物の改築が行なわれていますが、その変遷について大別すると次のとおりです。・第1期…創建当初。天保元年(1830・藩政期)~明治初期頃(1880)・第2期…維新後、帰農してからの状態。養蚕を目的として改修が行われた。明治初期(1880)~昭和期(1970)・第3期…解体前。現代住宅設備を導入。昭和期~平成21年【3.復原根拠】・第1期…全体の外観-寄棟茅葺屋根、土壁、式台、石場建、建具(縁側を除く)。・第2期…屋根の煙出し。天井。建具。・活用管理…厨房。厠。ガラス戸。』※パンフレットより
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丁寧に案内して頂きました。
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天井。
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釘隠はかわいい雀。伊達家の竹に雀紋からきているのかも知れません。
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主屋立面図。
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主屋平面図。
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