秋田県鹿角市花輪三日市。正一位萬三稲荷大明神。

稲荷の石祠等。

万三公園内。

万三（萬三）神社もしくは万三山稲荷神社（万山林稲荷神社）ともいうようです。六日町の産土神。

六日町の万山林は酒屋の杜氏だった万三郎という人物が植林したことで名付けられた林。

酒屋の万三郎はとても正直でよく働くのでみんなから「万三」と呼ばれ可愛がられていました。ある時、万三郎が米代川へ米をとぎに行ったとき、何やら光るものが流れてきたので拾い上げると、神様の御神体らしいので、酒屋へ持ち帰り主人に渡しました。主人は庭に小さなお堂を建ててこれを納め、朝夕拝むことにすると、酒屋はもちろん近所の店も大繁昌。それから何年か経ち、万三郎の名をとって万山林に万山神社という立派なお社が建てられ、現在も「万山林の万三さん」といい多くの人に信仰されています。

御祭神は豊受姫命。お祭りの前に町内へお符をまわす時やお社にご馳走をお供えする時など、必ず白い半紙を口に咥えて人の息がかからないように丁寧に行うという風習があるようです。

手水石。

石灯籠一対（昭和3年旧8月13日）。

狐一対。

狛犬一対。

何かはわかりませんが神楽殿的な建物。

攝政宮殿下御成婚記念碑。

境内からの眺望。

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