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金峰神社(にかほ市)』からの続きです。
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参道石段(慈覚大師御築之石坂)途中の石灯籠一対(昭和7年5月8日建立・小出村、相庭九右衛門)。
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3.5
護摩壇跡。
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鐘楼(鐘つき堂)。
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梵鐘。
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青面金剛塔(明和元年)。
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西国三十三所巡礼供養碑(享保16年)。
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こちらの建物は…
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白滝の蛙。蛙出られません…。
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10.5
白滝の蛙…『此の蛙の由来を尋ねるに又の名をタニククと申し、昔鳥海山の大国主神様の命もちて少名彦神様を此処にお連れ申し、其のお使となっております。毎晩滝の水を呑みに降りるとのことです。一、蟇(ひき)と申し蟇目の法を以て天子の妖魔を払い世間の邪気を除きます。一、又ガマとも称し胃病、肺病、総て腹の病の人是に祈れば蟇仙人の如く無病長命を致す。一、旱天に雨を祈ればガマの息天にのぼり忽ち雲を呼んで慈雨を降らし、霖雨(ながあめ)に日和上げを祈れば雨を晴らし五穀豊かに実る。一、カワヅとも称し水泳上達、航海安全、角力、高とび等上達する。一、カヘルとも称し、総べて無事帰られます。一、スカジカと申し、美声になり歌手や雄辯家となります。一、又美伎(びき)とも申し美人となり唄や踊りが上手になる。一、福多引とも申され之に祈れば福徳円満、立身出世、幸福が授けられます。誠に有難き神の使のこの蛙、皆々御信心の程を。』
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石段上。正面の建物は社殿ではありません。宝物殿です。
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石灯籠。
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堂宇と手水石。
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不動明王かな。
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この場所から宝物殿・郷土文化保存伝習施設等方面に向っても金峰神社や奈曽の白滝に行けます。
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ちなみに私はこんなルートで金峰神社社殿まで行きました(赤丸=現在地)。
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途中でねがい橋を渡って展示作業交流施設方面へ行ったり、展望台や滝つぼ付近へ行き、この場所に戻ってきました。
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社殿及び滝だけを目指すのならばこの石灯籠の間から…
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石段を下った方が早いです。※私の帰りルートを往復。
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鳥海一之宮・二十三回開帳祭余興演劇紀念碑(大正九庚申年旧三月十六七八日)。
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青面金剛かな。
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22.5
宝物殿(毎年4月から11月に開館)。自由に見学できますが、全面ガラス張りのため写真はうまく撮れず。一部のみ紹介します。説明もほぼ省略します。現地でご覧になってください。
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観世音菩薩像(慈覚大師作・秋田県重要文化財、昭和46年1月9日指定・現在丈4.85m)。
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『秋田杉の立木彫りで丈六の観音様と云う。文徳天皇の御宇鳥海山の手長足長と云う。賊を勅命により慈覚大師が退治し給ひし時に彫刻し祭祀す。』
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瑠璃の宝玉・蔵王権現像。
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狛犬一対(作者不明・秋田県重要文化財、昭和45年4月2日指定)。『柳材の一木造である。胸が少し張り出し前脚を垂直に立て、腰をひきつけ、首をあげ目を見開いて、まさに咆吼せんとする姿である。全体的にバランスのよくとれた狛犬で、木造のものとして秋田県では珍しく、また優品である。室町時代の作と推測される。像高44cm』
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後方に山王権現像(慈覚大師作)や三升桝、棟札などなど。
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隣に獅子頭。
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凌王、納曽利の面(慈覚大師の作)…『慈覚大師、鳥海山の賊を退治せる時八講祭を執行し舞楽を奉納する為に彫刻す。舞楽はチョウクライロ舞と云い秋田県無形文化財に指定される。』※手前に金幣(三本の中二本、九代将軍徳川家重公の奉納)
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番楽舞用面(萬治元年)。
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ってことで、まだ社殿に到っていませんが長くなりましたので『金峰神社(奈曽の白滝)其之参』へ続く。
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