岩手県岩手郡雫石町西根北妻。
雫石地名史蹟発祥の地(雫石たんたん)。

雫石地名発祥ものがたり…『むかしむかしそのむかし、およそ今の世から千年前の天喜・康平と呼ばれた頃の話である。その頃、この山の上は、松・柏・杉の大木が連なり、昼なお暗い深い森であった。里の人々の間には、この森の物音一つしないしじまの中から妙なる笛の音のような深く澄んだ音が聞こえるという言い伝えがあった。ある日、里に住む柴を刈る翁が不思議なその音をたどると、一際大きくそびえ立つ老杉の根元に、底も知れない洞窟を見つけた。その中で、銚子に似た口先から滴り落ちる清水が下の石に当り、滴の音が洞内に共鳴して「たんたん」と森の静寂の中に響き渡っていた。噂は噂を呼んで郷内に広がり、大勢の人々が見物に来た。そして、誰言うとなくこの地は「滴石」と呼ばれるようになり、時が移り変わるにつれて現在の「雫石」になったと言われている。今もその大杉は天空にそびえ立ち、根元の洞窟はそのままの姿を残している。銚子の口は欠けて今はないが、水晶を溶かしたような清水だけが、往古の名残りを留めて静かに湧き出している。』

鳥居。素敵なベンチがありました。
参道。

山へと登る感じです。
参道は綺麗に整備されています。
参道の坂道は「たんたん坂」と呼ばれているみたい。

たんたん坂。
結構急勾配ですね。
社殿前鳥居。
手水舎。

神楽殿。

御祭神は月夜見命、豊秋津彦命、素戔嗚尊。例祭日旧9月13日。
石灯籠一対(昭和23年旧4月13日建立)。


手水石一対。


綺麗なハート型です。


狛犬一対(昭和19年9月23日)。
拝殿向拝神額。

拝殿内。
幣殿・本殿覆屋。

拝殿前から見下ろした境内。
倉庫的な建物。

由緒(岩手県神社庁)より…『大昔、西根の山に不思議な清水の湧く音がしていた。柴刈る翁が「シズクイシ」との奇音に近づき見ると、老杉の根元の岩の中の銚子に似た口先から清水が「シズクイシタン」と奇音を発し岩石を打っていた。それ以来この地を滴石と呼ぶようになった。後凡そ千年前、萩平の八代家で神祠を建て滴に光る十三夜の月を拝して月読神。岩清水に豊秋津彦命を祀り、「タンタン様」と称えて崇敬した。その後、素戔嗚尊を祀り、三神を合祀して雫石大明神としたのが雫石神社の由来である。明治3年(1870)西根村氏神として村社に列格す。』
雫石神社の杉(雫石町指定天然記念物(植物))。
平成6年7月1日指定。目通周囲530cm、高さ約38m、推定樹齢1,340年(平成6年頃調査時)。

御神木。
雫石神社。

明治四十■年■■十三日(苔と注連縄で読み取れず)。

出羽三山。

滴石泉。

滴石泉碑。

階段を下ります。

杉の根元にある洞窟と雫石たんたん碑。洞内の滴の音は聞こえませんでした。
月夜見大杉。

蔦沢清水。
























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