弘前市吉野町。弘南鉄道大鰐線の駅であり同線の終点。単式ホーム1面1線の地上駅。
昭和27年1月26日弘前電気鉄道の駅として開業。昭和45年10月1日弘南鉄道に譲渡。昭和61年4月1日業務委託化。平成9年4月1日運転取扱業務委託化。
弘前市は令和3年8月25日、弘南鉄道中央弘前駅構内ホームの一部を自由通路化し、弘前れんが倉庫美術館(土淵川吉野町緑地)に通り抜けられる社会実験を9月18日からスタートさせました。自由通路の利用者に対しては聞き取りでのアンケートを実施し、効果や感想、改善点についてを把握した上で、自由通路化への検討材料にする方針。もちろん通行料は無料。
期間は弘前れんが倉庫美術館の秋冬プログラムに合わせ、12月25日までで、午前8時~午後6時の間は誰でも自由に通行できます。
土手町や鍛冶町など現代の街並みから昭和レトロな中央弘前駅構内、明治、大正期に建設されたれんが倉庫へと繋ぐことで、時代の流れを楽しむことのできる新たな動線をつくることを目的としているようです。
個人的な感想ですが、土手町や鍛冶町方面から弘前れんが倉庫美術館方面に行く場合、これまでの経路よりはかなり近くに感じました。もちろん弘南鉄道利用者の場合は断然便利です。また、土淵川沿いの歩道はいいのですが、弘前昇天教会から住吉町へと抜ける道や北川端町の道は結構狭いので、安全性の面でいいかも知れませんね。
レトロな雰囲気が残る中央弘前駅の活性化やアピールにもいいですね。
実際、私も久々に駅構内に足を踏み入れ、その雰囲気を楽しみましたし。
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