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三戸郡階上町赤保内下平尻。
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赤保内集落、青年駒踊保存館付近、蛭子清五郎家向かいに鎮座。二間四方、切妻トタン屋根の妻入の堂宇。
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石灯籠一対。
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石祠一基。付近の田蛇(タッジャ)から移してきたもので、田圃の中に安置されており、そこに蛇がよく出没したことからタッジャの石と呼ばれてきたもの。
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御神木。
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出羽三山碑。
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堂宇鰐口(中央に九曜紋。明治4年7月10日茨嶋小三良)
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堂宇内。御神体の観音さまは内御堂に納められ、中には棟札や多くの客仏も安置されています。観音さまは高さ30cmほどの木彫聖観音立像で雲文舟形光背を含めて一木造となっています。元々は蛭子家の祖先が持仏として崇拝していたものと考えられており、蛭子家の敷地内のうつ木の古木付近にあった観音堂にあったものらしいです。内御堂の再建時の棟札には「于時文化三丙寅天 九月吉祥廿一日(種子)奉造営観世音堂一宇太守公武運長栄祈攸」「諸願成就皆令満足 導師愛善院 別當茂兵衛 大工道佛村治良兵衛」と記されており、更に古い棟札は摩耗して読み取れず。また、嘉永2年9月21日(愛善院導師)再建、明治21年(別当蛭子磯吉、大工赤保内坂岩松、蛭子磯吉御霊の観音様 大正5年6月30日75才)再建の棟札もあります。
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観音様を祀った神社らしく、聖観音を描いた絵馬まで拝むことができます。
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たくさんの絵馬があり歴史を感じます。
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赤保内の観音様は「御霊の観音」と呼ばれており、寺下の観音様の例大祭と同じ日に御縁日が催されていました。
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蛭子正観世音菩薩(大正3年旧4月17日)とあります。
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奉納剣。
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蛭子磯古御霊の観音様(大正9年6月20日)。
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なぜかミニカー。
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馬牛の絵馬もたくさんありました。紀年銘は明治-昭和。
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こちらの棚も色々…長寿を願った翁媼の一対の高砂子像や稲荷神を祀った狐像、鎌倉の高徳院に参詣した際に土産として購入したと思われる阿弥陀仏像(鎌倉の大仏)など。棟札は後方にあってよく見えず。「出羽三山」「縣社中村神社」などの文字が見えます。中には「當社別當二世安穏寺」の文字も見えます。
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何やら書かれています…
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が、私には難しくてわかりません。
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