山形県飽海郡遊佐町直世高ノ上。永泉寺のすぐ近くです。
落伏清水。
鳥海山麓に世にも恐ろしい毒蛇が現れて庶民を苦しめているところを耳にした慈覚大師は、嵯峨絶壁の岩窟で護摩行法に勤め祈祷をしたところ、ちょうど百日目に毒蛇は真っ二つになり頭は天に飛び去り、尾は大師の護摩壇下にに落下。落伏はこの伝説が生んだ「尾落臥」から変化じたもの。
里の名水・やまがた百選「落伏清水」。
落伏清水(おしょうしず)…『この湧き水は古くから生活用水として利用されており、現在も水汲みのため訪れる方もいらっしゃいます。水質の保全のためにもこの場所での洗い物などはご遠慮いただきますようお願いいたします。遊佐町・落伏自治会』…由緒ではなく注意書きですね。
「奉納昭和62年12月15日・村中安全・太田平」と書かれた標柱が2基と石碑「鳥海山」(紀元2552年)。
鳥居。
社号標(昭和62年12月15日、奉納者太田敏男)。
参道石段。
石碑。読み取れない状態。
永泉寺はあの辺り。
石段下に落伏清水。
石段上。
社殿。
御祭神は天照大神、豊受姫神。
その他由緒等は調べておりません。
拝殿内。
境内社。
石殿です。上部に「山」とあります。棟札らしきものがありますが確認していません。
石仏。
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