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山形県飽海郡遊佐町直世落伏。曹洞宗劔龍山永泉寺。御本尊薬王菩薩。かつての直世村。直世村は鳥海山をすぐせ山とも称したことによります。曹洞宗の古刹で、鳥海山から流れてきた溶岩流の末端部に位置。出羽國風土略記によりますと、「貞観年中慈覚大師神宮寺開基の頃当所に伽藍を建吹浦村の奥の院とし永泉寺と号す」とあります。
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パンフレットを参照し紹介いたします。
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パンフレット「落伏村の由来と剱龍山永泉寺」より…『鳥海山麓に世にも恐ろしい毒蛇が現れて庶民を苦しめているところを耳にした慈覚大師は、嵯峨絶壁の岩窟で護摩行法に勤め祈祷をしたところ、ちょうど百日目に毒蛇は真っ二つになり頭は天に飛び去り、尾は大師の護摩壇下に落下した。落伏はこの伝説が生んだ「尾落臥」から変化じたもので、剱龍山という山号は龍の尾に剱があったという伝説から付けられた。』
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荘内平和観音第27番、庄内梅花観音第10番霊場。
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石段。正面参道の脇にある石段です。
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石段の先にある石碑…『謹ミ惟ルニ聖徳太子御在世中ニ皇國ノ大基ヲ建設シ万民永遠ノ慶福ヲ増進セラレ且佛敎宣傳等ノ功勲ハ世人周知ノ如シ仍テ當山ニモ太子ノ千三百年諱ヲ奉修シ其恩徳ニ對スル追慕記念トシテ太子ノ念持佛タル如意輪觀世音菩薩ヲ石像ニ造リ而シテ觀音救世應現ノ悲智ヲ敬礼シ隨願速得ノ妙力ヲ仰カントスル主旨ヲ翼贊シテ觀音信仰ノ婦女等發起人ト爲リ各所ニ勸信行乞シタル浄施物及と贊助人ノ喜捨金ヲ造佛ノ資ト成シテソノ功徳法界ニ回向セントス 卍觀音霊場順礼ノ縁由 西國三十三所觀音霊場順礼ハ徳道上人ヨリ初マリ其後寛和二年六月某日 熊野權現ノ詫宣ニ依テ 花山法皇親ラ順拝セラレ幸ニ今尚ソノ際ノ御信詠ヲ拝讀シテ法味愛樂ノ助縁トナス然シテ若シ西國ノ霊場ニ順礼スルコト能ハサル人ノタメニ當山ノ霊地ニモ三十三觀音ヲ奉安シテ其便宜ヲ謀リヌ殊ニ佛教ニハ一タヒ浄信ヲ發スレハ補陀落ノ淨土ノミニアラス十方ノ極樂國モ即時ニ現前スト諭シ給ヘリ然レハ敢テ國ノ東西ニ関セス佛所ニ參拝シテ善縁ヲ結フ人ハ必ズ慈光ニ照サレルコト疑フヘカラス 夫レ觀世音ノ活動無限ヲ表示セル普門圓通ノ真實相ヲ體現スルハ當ニ是レ報謝ノ正道ナリ因テ永久生命アル根本義ニ達シテ而モ信仰生活ヲ續ケラルベシ是ヲ以テ造佛記念ノ銘トス 大正十一年九月現住楳関撰』※信仰奉仕協賛員発起人省略
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紅葉が美しいです。
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正面参道石段。向って左に杉の巨木、右にイチョウの巨木。
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永泉寺は千古の神秘を語るかのように見える老杉や古松に囲まれ、鳥海山の霊峰を目前に眺められる神秘的な郷にあります。
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寺号標「曹洞宗大本山直末劔龍山永泉寺」
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西海霊場。
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木の根と苔石の参道。
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梵字坂と呼ばれているようです。
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石灯籠(大正2年5月・當山五十八世代建之)。
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石灯籠も苔生していい感じです。
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杉の巨木。
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17.4
17.8
苔。
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イチョウの巨木。
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19.2
19.4
19.8
参道脇の石仏へ。
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20.5
石仏。
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石灯籠一対(大正12年7月)。
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22.5
如意輪観世音菩薩。
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結構個性的。
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脇侍。
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遠くに皇大神社の鳥居が見えます。
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ここです。落伏清水もあります。
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美しき苔。
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28.5
境内復古碑。
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碑文…『當寺ノ全境内地八千百五拾壹坪ノ中六千貳百九十六坪ハ明治八年山地國有林ト爲リシ處同暦丗九年十月丗日官報ニ拂下ゲ特賣スベク掲示セラレタリ然ルニ此ノ山林ハ舊境内ニ接續シテ大イニ風致上ニモ関係セリ仍テ同年十一月十日境内編入願ノ手續ヲ取リ更ニ特殊ノ便法トシテ幸ヒニモ其ノ當時ノ外務大臣林董閣下ハ桝川村佐藤治郎左衛門家ノ一族タル縁故ヲ以テ閣下ヨリ深甚ノ援助ヲ仰キタリ且ツ農商務大臣松岡康毅閣下ヲ初ノ宮城大林区署長大木房英氏山形縣知事馬渕鋭太郎氏吹浦村長梶尾源吉氏等ニ對シ檀家總代佐藤熊治菅原多七佐藤多兵衛佐藤與兵衛尾形粂治尾形喜代治太田元吉同心協力シテ萬遺漏ナク方策ヲ講シ總テ熱誠ノ策動ト微妙ナル好機ト相待ツテ同暦四十一年六月十五日内務大臣原敬農商務大臣松岡康毅両閣下ノ署名ニテ出願ノ山林無償ニテ速カニ境内編入許可ノ恩命ヲ受ケタリ惟フニ是レ即チ佛天ノ加護ニモ因ルモノニシテ益々寺門振興ノ吉兆ト云フベシ從ツテ檀家一同慶智ノ情勢ハ真ニ筆舌ニ盡シ難キモノアリキ是レニ由ノテ神嚴閑静ナル靈域ノ復古ト爲レリ蓋シ崇信禮敬ノ浄念自ラ誘發シ而モ亭々タル老杉古松ハ千古悠久ノ歴史ヲ語ルモノ歟茲ニ功績者ノ恩徳ヲ感謝シ併セテ聊カ成功事績ノ概要等ヲ録シテ永ク記念ト爲スト云尓 昭和十二年九月吉日檀家總代及顧問并ニ總檀家一同ノ協力ニ頼リ建碑竣成ス 永泉五十八世新庄楳関撰文及書之』
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子安観音。
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『お慈悲の眼あたたかくこの世の母のおん姿』
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ちなみに最初の参道入口から全然進んでおりません笑
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ってことで再び苔石の参道。
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美しい!!苔好きにはたまりませんね。
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もっといいカメラを持ってくれば良かった!
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残念ながらいつものボロカメラです。
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上から。
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苔石の参道の奥には仁王門がありますが…
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苔に夢中になり過ぎたので『劔龍山永泉寺~其之弐』へ続く…
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