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秋田県男鹿市北浦。
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真宗大谷派耕雲山休宝寺(休寶寺)。
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御本尊阿弥陀如来。創建は明治18年(1885)と伝わります。
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天正年間、楠正廣・正賢兄弟が石山本願寺に参籠し織田信長公と対陣。この際、正廣は真宗の門葉に入り、法名を広禅、正賢も同様に賢教の法名を受けます。石山合戦後、広禅は河内から越前に下向して一宇を建立し、賢教は奥羽の門葉に入るため、秋田勝平山に到ります。その後、勝平山から土崎を経て久保田へと寺院を移転。明治18年、14世賢龍代、北浦の豪商田沼慶吉と同地の真宗門徒の帰依を受けて現在地に移転。
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5.5
墓碑と石灯籠一対。
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沿革…『この墓は天文23年3月、古仲氏二十二代の祖清純、先代清寿葬儀の際、当地五領所現北浦24番地実測面積百四坪五合の一区画を墓地と定め、一向塚を築き、康和2年5月、没の、初代五郎清重を始め、それぞれ焼骨納の、祖先の遺骨を収集し、合葬したものである。その後、代々合葬回向が続けられ、寛文3年4月、二十六代清行、天保4年4月、三十一代清長によって、改修工事が施されたが、明治18年6月、三十三代清康菩提所休宝寺建立のため現在の御内陣を中心に展開されていた一向き塚の総てを解体し、もろもろの石造物を現存の納骨塔壱基に整理統合して現位置に移設したものである。昭和55年5月、三十六代士郎父祖の回向のため、新たに代々の墓碑を設け改修工事を施した。』
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賀茂川。
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