『一ノ滝(遊佐町)』からの続きです。苔観察しながら二の滝遊歩道を歩いております。一ノ滝から二ノ滝までは約20分。
月光川の上流、鳥海山の清らかな水を集めた荘厳な渓谷が一ノ滝、二ノ滝渓谷です。巨岩の間を落ちる滝とブナを主とする広葉樹林とのおりなす渓谷美は素晴らしく、春の新緑、夏の納涼、秋の紅葉と手軽なトレッキングコースです。毎年冬2月には「二ノ滝氷柱探勝会」というイベントが開催され、道案内のもとで往復3-4時間程度の雪道を歩いて氷結した二ノ滝を見ることができるそうです。

一ノ滝神社から二ノ滝までの遊歩道は、渓谷の右岸に沿って約20分。渓谷のせせらぎを耳にしながらブナ林を散策することができます。遊歩道をしばらく歩くと、杉の巨木の陰から二ノ滝が見えてきます。千畳ヶ原をはじめ広い区域の水を集め水量が多く、鳥海の名瀑としても有名です。サンショウウオにも出会えるかも。

こちらは二之滝神社。

御祭神は瀬織津比咩神。

二之滝神社から二ノ滝展望台まで10分。

ってことで…

二ノ滝到着。
橋があります。

橋から見た二ノ滝。
結論から申しますと、この橋の上から見た二ノ滝が一番美しく感じました。
落差約25m。直瀑。
飽海三名瀑の一つ。
ちなみに飽海三名瀑の残り2つは、玉簾の滝(酒田市升田:落差63m)、十二滝(酒田市北俣:落差30m)。
二ノ滝観瀑台へ向かいます。
道中、二ノ滝を近くで見ることができます。
滝、石、苔を観察しながら歩いております。
二ノ滝観瀑台(展望台)到着。

気持ちのいい場所ですが…

観瀑台からは二ノ滝の落ち口しか見ることができません。
奥に見えるのが先程の橋です。
上流側の景色の方がいいですね。
ってことで、ちょっとした観光で来た方ならば二ノ滝の上の観瀑台までは登る必要が無いと思います。
二ノ滝前の橋までならかなり気軽に散策できますし。

更にその上の間ノ滝や三ノ滝(段瀑)は、一ノ滝や二ノ滝と比較すると見応え的にも劣りそうです。あくまでも私の個人的な感想でございますが。



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