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珍蔵寺への石段を上ります。
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石段上を右に行けば珍蔵寺、左に行けば新山観音堂。
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珍蔵寺を横目に更に上ります。
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参道途中の景色。
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石灯篭。
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石鳥居(嘉永4辛亥年8月吉日)。明治以前に神仏習合していた名残りです。
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石灯篭。
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仁王門。
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入母屋、5間1戸。懸額には「寳新山」とあります。
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仁王像。ピントが手前の金網に…。
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11.5
大きな藁の草鞋が左右に奉納されています。足腰に関係する病などに御利益があるとして信仰の対象となっており、仁王像前には小さな草鞋がたくさん奉納されていました。
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新山観音堂の創建は明和7年(1770)、北条郷漆山村出身で青苧の商人として財を成した多勢吉兵衛が境内から見える景観に心を奪われ一宇を設けたのが始まり(※多勢家は戦前まで多くの耕作地を所有し、当地域を代表する大地主となっています)。
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参道からは当地域が一望出来る事から米沢藩主である上杉の殿様が領内視察をした際にここで検分をしたと伝えられています。
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観音堂は入母屋、平入、桁行2間、梁間1間、正面1間軒唐破風向拝付、外壁は真壁造、素木板張、向拝木鼻に獅子と象、欄間に龍と波、妻壁に天女、懸魚には植物の彫刻が施されています。
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天女。
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鰐口。
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堂内。
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置賜三十三観音霊場第18番札所。御本尊は聖観世音菩薩(秘仏・新山観音)。御詠歌「なにごともおもふこころはまるかれとむかしもいまもここはにゐやま)。
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石祠(湯殿山)。
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正観世音供養塔。
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