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三戸郡階上町道仏荒谷。
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八戸市南郷区島守の福一満虚空蔵菩薩堂と姉妹分と云われています。
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福一満虚空蔵菩薩堂は京都の法輪寺、福島の円蔵寺と並び、日本三大虚空蔵菩薩の一つに数えられています。明治の神仏分離令によって山頂の菩薩堂が龍興山神社となり、麓に堂を立てて虚空蔵菩薩を安置したのが現在の虚空蔵菩薩堂。
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荒谷虚空蔵菩薩堂は元禄10年(1697)に「小湊(小舟渡)村」に建立していたようで、虚空蔵菩薩は浄土思想の関係から十三仏の最後の菩薩として位置付けられ、三十三回忌の主尊として浄土へ導いてくれると信じられました。八戸市の福一満虚空蔵菩薩堂と同じく、特に丑・寅年の守り本尊として信仰されています。
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狛犬一対。
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より大きく口を開いているのが阿形。
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堂宇。
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本堂寺号額。
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手水石。
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堂宇前の両脇に一対の小祠。
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1つは大山祇命。1つは朝日大明神。朝日大明神は恐らく朝日稲荷大明神でしょう。
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荒谷虚空蔵菩薩堂…『鎮座地:階上町大字道仏字荒谷。本尊:虚空蔵菩薩。丑年、寅年生まれの守本尊。例祭:旧暦4月13日。虚空蔵菩薩を祀ってある社は青森県内でも数少ない。この地方では京都嵐山の法輪寺、福島県の円蔵寺、そして八戸市南郷区の高松寺の三ヶ寺を合わせて日本の三大虚空蔵と呼んでいる。ここ荒谷の虚空蔵菩薩は八戸市南郷区の姉仏であるとの伝承がある。元禄10(1697)年の棟札に「四月十三日、小湊(小舟渡)村大覚坊」の記述があるが、この頃から4月13日を例祭に定めていたようで、鎮座も小舟渡から追越、浜久保、荒谷へと移住している。別当を務めた大覚坊は小舟渡の修験(山伏)である。天明3(1783)年、弘化2(1845)年など江戸期の棟札をはじめ明治、大正、昭和期の棟札も所蔵されてある。昭和12年の棟札には八戸市南郷区の虚空蔵と同様に「福一満虚空蔵」と記述されてある。祭壇に祀られてある虚空蔵菩薩像は、高さ12センチメートルの金銅座像で輪光背を背負った重量感のあるお姿である。虚空蔵とは「大きな功徳を持った」という意味があり記憶力を増大させるとも言われている。特に丑年、寅年生まれの人の守本尊であるという。例祭には虚空蔵菩薩像の「おみぬぐい」を済ませた善男善女が集会場で直会(お供え物を下げて行う酒宴)をしながら懇親を深める風情は和やかである。文責 正部家奨 平成21年3月階上町・階上町教育委員会』
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