青森県平川市唐竹。

渾神の清水。

以前にも紹介しているので詳細は省略致します。
こちら石碑も以前紹介していますね。



薬師如来と大黒様。


「霊泉」(昭和57年5月1日(旧4月8日)建立、渓水謹書)。

葛西松露句碑「はなれてはまたも落ち合ふ清水かな」(麓吟社創立10周年記念)。

増田手古奈句碑「づく鳴くや星の明りの見えそめて」(増田手古奈先生卒寿記念・昭和61年5月24日・麓吟社・石工佐藤連藏)。

周囲をのんびり散策。



道路は意外に車が通ります。ゴルフかな。



裏の小高い場所に句碑の丘があります。

行ってみましょう。

句碑の丘入口。

句碑の丘石碑。

緩やかな坂道を上って行きます。

道中にあった石。何やら文字が書いている気がしたのですが目の錯覚でしょうか。

道中の句碑「剪定の鋏の音の心地よく」信夫

丘の上は結構鬱蒼としていました。


「御句碑にほころび初めし山桜」五月(佐藤五月)

「農業を継ぐ子になるか鯉のぼり」無双(内山無双)

「梟の巣立ちしうろのなつかしや」蘇洞

「ショールかけ母に似て耒し妻の齢」一青子

「わが郷は小さく美し花林檎」渓水(内山渓水)

「句碑を守る桜と泉あるかぎり」槐堂(伊東槐堂)

「大寒や村は大湯に恵まれし」東果(内山東果)

「虚子忌来る一輪差に桜活け」忠右エ門

「林檎園春の鼓動に耳すまし」二代明峯

「剪定の鋏の音のこころよく」峯人

「紫陽花の風に泳げるまろさかな」初更(桑田初更)

「草を刈る湧きくる霧につゝまれて」勝人(内山勝人)

「谷越しの遠山ざくらとびとびに」麓海(阿保麓海)

「遠き嶺の雪美しき揚ひばり」光波。

「杖上げて友呼ぶ月のスキー行」明峯(内山明峯)

「夕映の風にそよげる花林檎」陽人(内山陽人)

ということで、他にも一静(相馬一静)、露月(内山露月)、みつ、涼風(三浦涼風)等々の句碑がありましたが全部は紹介しません。ほぼ麓吟社唐竹俳句会の人たちです。

思ってた以上の数でした。



もう少し草刈りが行き届いていたら嬉しいところです。

最後に「麓吟社創立60周年記念之碑」(平成11年12月25日唐竹俳句会一同建立・渓水書)。



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