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八戸市湊町下条。
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鮫町にも同名の神社があります。
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こちらは社務所・参集殿でしょうかね。
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大変立派な建物です。
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映画「ライアの祈り」のロケ地にもなっています。
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御祭神は豊宇気比売命。例祭日は9月2日。御利益は海上安全、大漁満足ほか、家内安全、商売繁盛、身体健康、学業成就、縁結び、五穀豊穣など。
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嘉禎2丙申年(1236)8月に、工藤大祐が辨財天を奉じ来て一社を建立、松舘より遷座したのが現在の社地です。寛文年中に南部左衛門尉直房将軍の台命により、当国を領し人民を撫育し給う大祐明神の神霊顕著なるを聞古して、武運長久・国土安全・漁事満足を祈誓に、其功験最も著るしかれば領主殆ど依心して、毎年8月1日より3日間大祭を行わせ、其都度奉幣使あり。天明卯年藩より神輿の寄進あり。湊・白銀村・鮫村三浦の鎮守。北は下北大畑、南は久慈迄、それと共に藩の祈願所となりました。
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大祐神社には漁にまつわる伝説があり、特に漁業の神様として地元の漁師らに親しまれてきました。
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鎌倉時代に父の敵討ちを断り、武士道に背いたとして領地を取り上げられた工藤大祐が、父が信仰していた弁財天を首に掛けて里や村々を回っていました。ある日2人の漁師に、かまどの煙も立たず、魚も捕れないさみしい村へと連れてこられました。大祐は眼下に大きな川があり人が住むのに適した今の神社がある場所に弁財天を祭り、一心不乱に拝んだそうです。すると大漁をもたらし、村人に大いに喜ばれたと云います。
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「青森の伝説(森山泰太郎・北彰介)」には次のようにあります…『昔、湊に住んでいた又次郎と長才というふたりの漁師は、新井田川に四十八留めの川留めをして、サケを取っていた。ある年、ふたりはその川留めで又次郎は1000尾、長才は800尾という、これまでにない大漁をした。それでこの後もこの河口でサケを取るとき「千魚又次郎、八百長才」と唱えながら、跳ね上がるサケの頭を、木の棒でたたいたという。このふたりを漁の神として祭ったのが、大祐神社であるという。別説に工藤大祐という人を祭ったからだともいうが、それは大祐を人の名としたからであって、スケは古くサケをいう言葉であった。』
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拝殿前にある大きな「大祐大明岩」は、大祐が磐座として弁財天を祭った最初の岩です。大祐の死後は、弁財天と共に湊の氏神として崇められました。
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大祐明神岩…『健保2年(1214)工藤大祐は父祐経が信仰していた辨財天とともに八戸の松舘村に着き一時洞穴に辨財天を安置したところ、ある日の夜に「汝に有縁の地はここより北にあり。そこへ行くべし」と神勅がありました。そこへ承久2年(1220)舘鼻の漁師千子又二郎・八百長才という2人の老人が大祐の前に現れ、「夢の中で竜神さまのお告げがありました。お迎えにまいりました。」と来臨を願いました。そこで大祐は2人の漁師に伴われ舘鼻の岬「日和山」(舘鼻公園)に着き、海岸の地理を見回したところ、眼下に大河があり人々が住むのに適したこの良地を選び、神聖な岩を「磐座」(いわくら)として辨財天をお祀りになられた最初の岩です。「磐座」とは、古代日本人は神の力をいただき神とともに暮らしていくために、神の降臨を仰ぎ祀った御座所のことです。この岩を「磐座」としてお祀りした辨財天を大祐は一心不乱に拝み、カマドの煙も立たず魚も取れない寂しいこの村を、豊漁祈願により大漁をもたらし、村人を助け大いに喜ばれました。嘉禎2年(1226)大祐の死後、漁業の神様「大祐明神」として次男である大助により、辨財天とともにこの岩を「磐座」としてお祀りされました。そして今日では海上安全・大漁満足とともに家内安全・商売繁盛・身体健護・学業成就・縁結び・五穀豊穣の神としてお祀りされています。大祐神社』
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「狛犬くんの子狛犬と玉をなでましょう。心も体も丈夫になる」
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狛犬一対(昭和15年旧8月1日)。
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狛犬台座。
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更にその下の台座。
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手水石。
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幣殿・本殿。
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本殿横に煉瓦造りの立派な神輿庫(もしくは倉庫)。
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南部では昭和20年代に進駐軍が三沢基地に住宅を建てるため、その需要に対応すべく軽米町などに地元の土を使用した赤レンガ工場が建てられ、そのレンガを使用して町内にも様々な建造物が造られました。そういった経緯も関係しているのかも知れませんね。
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小祠。
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大金神とありました。
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龍神様前石灯籠一対。
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龍神様(八大龍王)。
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中央に八大龍王。
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龍神様…『八大龍王。海や雨を司るところから、航海の守護神・雨乞いの神として祀られています。龍神は水に縁のある辨財天の信仰と関連しています。』
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両脇に青面金剛(台座に三猿)と石碑。碑文は読み取りにくかったため読んでいません。
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石碑前には碇。謂われはわかりません。
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二十三夜塔。
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眺望。
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こちらは近くにある八戸酒造の煉瓦蔵です。八戸酒造は陸奥男山や陸奥八仙醸造元。
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大正年間に建設された6つの建造物(北蔵・西蔵・煉瓦蔵・主屋・文庫蔵・煉瓦塀)が、文化庁登録有形文化財及び八戸市景観重要建造物に指定されており、漆喰土蔵と赤レンガ蔵が新井田川の風景と一体となった景観は、近世から物流拠点として繁栄してきた湊川口を象徴するものとなっております。
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