1
青森県黒石市大字上十川長谷澤二番囲。長谷沢神社方面から行く道と長坂会館付近から行く道(長坂-山派立線)があります。いずれも道は途中で合流します。黒森山(浄仙寺)方面からも行けそうに見えますが行けません。近くには獅子ヶ沢の清水もあります。※写真は道中の岩木山と大沢林道記念碑(着工昭和33年9月-竣工昭和43年6月・高樋竹次郎書)。
2
森林開発公団造林事業記念碑『獅子ヶ澤』(黒石市長清藤三津郎)。
3
長谷沢の上流地域の通称「獅子が沢」と呼ばれる場所。鹿の頭を彫った石が2基残されており、古くから地元の人々はこの石を「しし石」と名付け、この場所を「シシア沢」と呼んでいました。いつ作られたのかは不明ですが、少なくとも菅江真澄の『追柯呂能通度(ツガロノツト)』(寛政10年)で紹介されております。石に鹿の頭を彫る理由については、山子芸術の一種であるとか、鹿を供養するためとか、上十川の獅子(鹿)踊に関連して踊りに使い古した鹿頭を埋めたのではないかなど諸説あるものの解明されておりません。
4
以前に訪れた際の記事では「大きい石には8頭の鹿の頭。小さい石には2頭の鹿の頭が彫られています。」と紹介しましたが、令和元年に『青森県黒石市上十川地区の山中にある、全国でも類例が見つかっていない、鹿の頭が多数彫られた大小二つの謎の石「獅子が沢のしし石」に、従来知られていた数の倍以上、少なくとも20頭以上彫られていることが、弘前大学人文社会科学部と黒石市教育委員会の調査で新たに分かった。記録保存のため、クリーニングをした上で拓本を取ったことで、見えにくくなっていた絵柄が長い歳月を経てよみがえった。これまでほとんど分からなかった石の来歴などの解明につながることも期待される。』とのニュースがありました。
5
過去の記事
6
6.4
6.8
写真は大きい石です。
7
7.5
やっぱりあまりわかりませんでした。
8
小さい方の石へ。
9
う~ん…
10
私には無理のようです。
11
11.4
11.8
にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 東北情報へ