くろくまの滝駐車場にある「青森県砂防発祥の地」の碑(青森県知事北村正哉)。裏面碑文…『赤石川は、世界遺産に登録(平成5年12月)された白神山地の山々に源を発し、津軽沢、恩愛沢など、大小80余の支川を合流した後、鰺ヶ沢町赤石地内で日本海に注ぐ流域面積179.9km、流路延長44.6kmの二級河川であります。当地域は「日本の滝百選」に選定された、高さ85mを誇る青森県四大瀑布の一つである「くろくまの滝」や、V字渓谷を成す「赤石渓流」、また千古不伐の「白神山ブナ原生林」など、後世に残すべき雄大な自然景観を有する「赤石渓流・暗門の滝県立自然公園」に位置しています。赤石川の流域は赤石川断層をはじめ大小の断層が発達し、地質は第三紀層の風化し易くもろい泥岩が広く分布しており、随所に崩壊地や地滑り等が多数見受けられ、過去に幾度となく記録的な氾濫が起きています。中でも特筆すべきものに、昭和20年3月、最上流に位置する大然地区で発生した雪泥流災害があります。これは、その年が気象観測史上まれにみる豪雪で、雪崩と土砂崩れが赤石川をせき止めダムアップした後に決壊したもので、雪混りの濁流が一気に流下して集落を襲い、大然部落が全滅した(死者88名・流失家屋20戸)、という青森県の災害史上でも最も痛ましいものであります。青森県では、赤石川流域住民の生命・財産を守るため、古くから砂防施設の整備に努めており、昭和8年に荒廃が著しい支川の築出沢と鮎石沢に施工した粗石コンクリートの砂防ダムが、県における砂防事業として最初の施設であることから、この地を「青森県砂防発祥の地」として、後世に伝えるものであります。平成6年11月吉日青森県治水砂防協会会長鰺ヶ沢町長齋藤禮次郎』

くろくまの滝案内図…『くろくまの滝は、駐車場から徒歩15分ほどで見られます。周回の遊歩道は高低差が激しい上級者向けコースで、所要時間は約3時間ほどです。赤石川の支流「滝ノ沢」にある、高さ85m、幅15mの県内最大級の滝。遊歩道を一周すると、くろくまの滝(第1の滝)を見ることが出来ます(※第2、第3は現在見ることができません)。滝の姿が観音菩薩が合掌しているように見えることから、古くから信仰の対象となっています。』

第2の滝と第3の滝は通行止めでした。未だに行ったことありません。

しばらくこのような遊歩道を歩いて行きます。
くろくまの滝は赤石川河口から約18km、中流付近の支流・滝ノ沢にあり、岩木山の西約15kmに位置。
かなり長いこと土砂崩れ箇所修復工事をしていたため、久しぶりのくろくまの滝です。
滝の手前にある五色瀧奥宮。昔来た時と違ってかなり鬱蒼としていました。後方にある滝も見えませんね。ちなみにこの五色瀧奥宮も立入禁止となっています(※横から登ったので参道に気付きませんでした)。
到着。
以前の記事が2011年。実際に訪れた日は更に遡るかと思います。
以前の記事『くろくまの滝』
昔はもっと滝の近くまで行けたような記憶ですが、途中で立入禁止となっており、少し離れた場所から眺める感じです。
日本の滝百選。
滝の姿が観音菩薩が合掌しているように見えることから、古くから信仰の対象となっています。
くろくまの滝とは無関係ですが、立ち寄った企業組合広福丸(深浦町関栃沢)。漁師のおやつ屋さん。駐車場のすぐ横には折曽のイチョウがあり、お店からも見ることができます(※北金ヶ沢の大イチョウではありません)。また、近くには関の甕杉・関の古碑群があります。

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コメント
コメント一覧 (2)
昨日コメント書いてる時、裏の川が氾濫しスタジオが玄関まで水没
エアコン2台ダメになりました(涙)
この雨でくろくまの水量も凄いでしょうね!
大分前に行った時は、近くまで行ける道だったので
それはそれは大迫力で感動しました(^^♪
道が修復されてから少し遠すぎて残念ですね。。。
yuki
が
しました