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弘前大学文京キャンパス内。教育学部の西側緑地。
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弘前大学教育学部創立130周年記念「教育学部創立130周年記念庭園"育ての庭"」にある「青森県師範学校校歌歌碑」の紹介です。平成18年(2006)9月30日庭園開設並びに碑建立。
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育ての庭のデザインは地域の人々と学生が空間を共有することにより、共に育むことをコンセプトとしています。地域に開かれた大学を目指す弘前大学と学部創立130年の歴史を大地に置き換え、そこから芽生えるコミュニケーションと沸き立つ新たなエネルギーを表現。3つのテーマ:1.「創造」…高さの異なる四角錐に盛られた3つの芝山は、夢や希望が育つ様子を大地が段々と盛り上がる姿で現しています。2.「知恵」…コンクリート擁壁に囲まれた少し斜めに盛られた芝の部分は、大地(歴史)を切り取り、ページをめくるようにその中の物を読みとる姿を表現。3.「成長」…庭園全てを指しますが、特に縁台やベンチを備えた歌碑のある小広場部分は地域の人々も利用できるように明るく開放的なデザインとしています。この庭園は学生同士はもとより、地域の人々との交流を促し、お互いに育みあう場としました。記念庭園の設計者は澁谷亨氏(㈲造景工房)。
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青森県師範学校校歌歌碑。歌碑には1番と5番の歌詞が刻まれています。校歌の作詞は土井晩翠。作曲は青森師範学校弘前分校初等師範学科の卒業生である楠美恩三郎。まさかの土井晩翠!!同じくキャンパス内にある旧官立弘前高等学校創立40周年記念碑「虚空に羽ばたき碑」には旧制弘前高等学校校歌の一節が刻まれていますが、こちらも土井晩翠作詞です。
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碑文「青森県師範学校校歌(土井晩翠作詞、楠美恩三郎作曲)」…『山河秀づる七州の 北の端なる陸奥の國 前に遙かに津軽沖 銀浪山と碎くるを 眺むるところここにして 布きし師範の教の舎 さらば人生崢嶸の 道に進まむ身の鍛 俗を敦くし愛を増し 禮を重んじ法に據り 心の操自らに 治めよ聖も與すべく 平成十八年九月三十日』
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碑文(裏面)…『弘前大学教育学部創立百三十周年記念碑。弘前大学長遠藤正彦。弘前大学教育学部長佐藤三三。弘前大学教育学部創立百三十周年記念事業実行委員会。弘前大学教育学部同窓会。台座:鰺ヶ沢町寄贈(岩木山麓産の安山岩)』
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