八戸市湊高台1丁目。
案内板「四本松神社(主な祭典)」
案内板「四本松神社由緒」…『祭神大山積神。例祭旧暦8月12日。天正(1573-1577年)の頃、一山伏が当地に神殿を建立し、神を祀り神殿を中心に四方に松を植え「四本松神社」と名付けて祭祀を行った。その後、四本の松は大木となり遥か遠くの海上から望まれ、漁師や航海者たちはその松の大木を航路方角の一基点として仰がれていた。当神社の祭神である大山積神は地神・海神兼備の霊神で、俗に「山の神」と稱せられていると木版に伝え書きされたものがあったとされている。過去数回の山火事で神殿も、松の大木も焼けて現在はない。ただ当時の名残をとどめている「文政八年乙酉八月吉日」と「大舘村岩渕 惣太納主 再建す」と刻まれた石製の祠(約高さ60cm)があり、その頃に植えられたのではないかといわれる、せんの木の神木がある。古老達の話では、昔は山子や漁師達で、大変賑わったとのことで、昔も今も、家内安全・商売繁盛・海上安全・林業守護・鉱山守護の、「山の神様」として篤い信仰がある。』
御霊舎。
参道を進みます。
ちなみにこちらは南側(国道45号八戸バイパス)の参道鳥居と社号標。
狛犬一対(昭和49年旧8月12日)。
絵馬掛所(平成17年9月吉日奉納)。
出世地蔵尊。
出世地藏尊…『子供達は美しい心の持ち主としてこの世に生を受けて耒た何時迄も心身共に健康であり誠の道に精進し強く正しく世に出て貰いたい並に交通安全第一と祈願して地藏尊を此に建立す。昭和46年5月5日八戸市湊町納主出貝ヒサ75歳』
天満天神(昭和51年12月25日奉納)。
参道に戻りまして…
手水舎。
鳥居。
社殿前。
石灯籠一対。
狛犬一対(昭和22年旧4月吉日)。
参道を振り返るの図。
社務所。
社殿。社殿伝によりますと、天正の頃、修験が当地に神殿を建立し、社殿を中心に四方に松の木を植え「四本松神社」と名付け、祭祀を行ったといいます。過去に数度の山火事で神殿や松の木が焼けています。昔は「山の神祠」と呼ばれ「山犬(狼)」を神使として祀り、疫病除け、盗難除け、狼除けにしたという話も伝わります。牧馬の狼被害の防止で祠が作られたとも。御祭神は大山祇神、例祭は旧8月12日。昔の祭には山子や猟師等が集まり、大変な賑いを見せていたそうです。
唐破風懸魚、蟇股、木鼻等。
美しい彫刻です。
蟇股、龍の上に怖い亀と可愛い亀(もしくは玄武)が一対でいました。
脇障子(八戸吹上彫刻師、松川善光作)。
拝殿向拝神額。
本殿。
本殿裏手に巨木が見えます。
ってことで本殿裏手へ。巨石もゴロゴロ。
巨木。
案内板にもあった御神木のハリギリ(センノキ)でした。
幹周4.65m。樹高約20m。
ちょっと離れて見ればこのような感じ。
こちらは恐らく案内板にあった石製の祠。
本殿横の龍神宮。
向拝。
御祭神は豊玉毘売神。
龍神宮の横に波切社。御祭神媛田毘古神他。
向拝。
拝殿内。
獅子頭。
獅子頭の裏に秋葉神社。
手前から波切社、龍神宮、四本松神社本殿。
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