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山形県鶴岡市下川字関根。
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善寶寺の龍王殿から秋葉堂前を通って長峰道三十三観音霊場の巡礼路を通ってきても着きますし、普通に善寶寺前からも行けます。
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道中の墓碑等。
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4.5
道中の墓碑、庚申塔等。
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奥の細道三十三ヶ所霊場めぐり第十六番…『◆龍澤山善宝寺…龍澤山善宝寺は曹洞宗三大祈祷場のひとつとして、約一千百年の昔天慶・天暦年間に高僧、妙達上人によって龍花寺として、開創されました。境内には、守護神大龍王、大龍女を祭る龍王殿、天空にそびえ立つ五重之塔、五百羅漢堂など、いにしえを忍ばせる伽藍が建ち並び、諸願を成就する龍神様の寺として、また庶民信仰の道場として、全国の信仰心厚い参拝者を集めています。◆貝喰の池(龍神様の池)…貝喰の池奥の院には、妙達上人が三度び二龍神を拝したとされる、守護神、龍神様がまつられ、善宝寺参りの祈願の終着に訪れる人々の絶えることを知りません。一千百年の歴史を刻むこの池には、今も二頭の龍が身を潜めていると伝えられ、数々の伝説と奇端が語り継がれています。その出現の神秘と異様さに包まれた元祖人面魚が、果たして龍の化身とも憶測される一因には、龍神様への深い信仰心が反映されています。』
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人面魚の貝喰の池まで徒歩2分(約200m)。元祖人面魚が出現する場所の地図が書かれています。
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石灯籠一対。
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幟には南無龍道大龍王・南無戒道大龍女とあります。
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献納貝喰之池参道修復碑(平成19年1月吉日・鶴岡市下川関根、齋藤徳右衛門殿・善寶41世信義代)。
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参道。
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鳥居がありました。
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妙達稲荷堂の鳥居です。
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巨木。
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久住門。
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参道。
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魚籃観音堂。
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「直心是道場」。
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魚籃観音菩薩。
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魚籃観音菩薩…『魚籃観音菩薩は観世音菩薩三十三身の御一身にして手に魚籃を持し、信ずる者悉くにその光を照し給う御佛さまで有ます。その由来をたづぬるに、唐の元和12年(西暦817年)に中国魚籃観音を祭祀しその道場を「魚籃院」と名付けし時に始まるという。我が国では何時の頃よりか中国より招来されしか不明なれど承応元年(西暦1652年※案内板では「正応元年(西暦1652年)」となっています)に奉仕された東京都港区芝に有る「魚籃寺」が最もよく知られるところであります。このたびここ龍神さまの信仰道場である善宝寺の境内に信者有志の方によって奉祀されたことは、ひとえに龍神さまの御因縁と申すべきであります。于時昭和49年4月17日』
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貝喰みの池。守護二龍神が身を潜められた池。藤沢周平氏の小説(龍を見た男)にも取り上げられました。
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人面魚…『平成2年、週刊誌に写真が投稿されたことをきっかけに、ここ善寶寺の人面魚が話題になりました。当時は多くの観光客で賑わい、一日に一万人もの観光客が訪れることもありました。この貝喰(かいばみ)の池は、善寶寺を守護する二体の龍神様が身を鎮められたと伝えられる神聖な池です。鯉は滝登りをすると龍に身を変えるとも言われており、人面魚は龍神様の遣いであるとも言われております。現在もこの不思議な鯉は元気に泳いでおります。どうぞ探してみてください。』
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亀がいっぱいいました。
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池の向こうに龍神堂が見えています。
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龍神堂に向かいます。
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御祭神は龍道大龍王、戒道大龍女。
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石灯籠一対。
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鳥居額束「龍王尊」。
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手水舎。
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龍神堂。
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龍神堂内。
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善寶寺の蛇紋石めぐりにあったような蛇紋石がありました。『蛇の模様が浮き出た不思議な石です。人工的に作られたものではなく、水の力で磨かれた天然石です。河の底から、あるいは海の底から偶然網にかかったこの石を漁師の信者様がこちらにお祀りしたものです。「石に手を触れてから、身体の痛いところ悪いところに手を当てると良くなる」と昔から言われており、たくさんの人々が撫でてお詣りするうちにこのような美しい光沢を持つようになりました。水の化身である龍神様のお力が宿る不思議な石です。』
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堂宇前から見た貝喰の池。
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さて、一応人面魚を探してみます。
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こんな広い池で、こんなに鯉がいっぱいいて、果たしてそう簡単に見つかるものでしょうか…
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って、2秒で見つけました笑
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他の日はどうか知りませんが、ほとんどの鯉が龍神堂前に集まっているので見つけやすいです。恐らくここで餌を与えているんでしょうね。
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ってことで人面魚連写。
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38.2
38.4
38.8
ちなみに人面魚は銀2匹、黒、オレンジなど、現在は5匹に増えているそうですが元祖しかわかりませんでした。
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奥の院へ。
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地蔵、五重塔、石灯籠一対、観音像など。
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42.5
小祠2基。内1社は稲荷様のようです。
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奥の院。
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鳥居があります。
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木鼻は魚でした。
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お水取り浄域。
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「お水取りひろば」とありました。
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立春の恒例行事「お水取り式」では、家内安全や無病息災を願いながら、貝喰みの池に注ぐ龍王沢から清水を汲み、本堂の龍神様に奉げます。清水を汲むと願いが叶うという言い伝えもあるそうです。
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