青森県三戸郡新郷村戸来金ケ沢。下通り。

男坂はかなり歩きにくい感じです。

男坂上の鳥居。高台に鎮座。8月19日の三嶽神社祭礼には御輿が八坂神社境内まで登り休みます。なお、下の広場では青年相撲が毎年8月25日に奉納されます。

ちなみにこちらは女坂鳥居。

女坂の方は綺麗に整備されていて楽です。

御神木。

創建は千年程前に朝鮮から帰化した八坂造(やさかのみやっこ)の一族であり、御祭神は八坂一族が信仰していた牛頭天王。村民は昔から八坂神社を天王様と呼んでいるそうです。

牛頭天王様の紋は木瓜紋できゅうりの切口と同じであることから、今でもきゅうりを輪切りにして食べれば疫病に罹ると云われており、シモゴンズの連中(金ケ沢下通りの人々)は今でもきゅうりは必ず縦切りにして食べるそうです。
神社の管理はシモゴンズとカミゴンズで草取りをしたり、茶碗を洗ったり、部落毎に分かれて仕事にあたります。

今でも金ケ沢下通り常会をシモゴンズというようですが、これは牛頭天王から来たものと考えられます。中通りはカミゴンズであり、いずれも牛頭天王の名残りが部落名に残されています。面白いですね。

下通りの湧水。



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