
寶積坊は山形県南陽市宮内にある真言宗醍醐派の寺院。

宮内熊野大社の入口参道に位置し、置賜三十三観音札所30番となっています。なお、観音堂の長谷観音は熊野大社の後方の裏山の中腹にあります。

山寺を開山した慈覚大師が貞観9年(867)に置賜地方を訪れた折、観世音像を自ら彫って安置したのが始まりといいます。天正17年(1589)に、宮沢城主大津土佐守本次がこの寺を再興。文政10年(1827)10月に上杉家の鬼門守護祈願所として再建を許され、この時上杉家では秘蔵の観音像を長谷観音堂に安置。明治24(1891)年に火災により焼失、後再建。

由緒は長谷観音の記事も参照ください。
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宝物庫寄進記念碑と石灯篭。

宝物庫。

宝物庫内。
馬頭観世音。

こちらの石塔などは判断できず。

大日如来堂。

大日如来。
六地蔵。

地蔵堂。

地蔵堂内。






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