
秋田県大館市比内町中野八幡台。

石段横の石祠。薬師様でしょうか。奉納石が詰まっています。五条神社は言い伝えによりますと貞觀(859-877)以前からあった薬師様とのこと。言い伝えどおりならばかなりの歴史です。

石段を上った先に横向きに社殿があります。

社殿(堂宇)。


社殿内。

神額紀年銘は昭和31年12月吉日(信者一同)。
薬師如来。薬師様とのことで穴のあいた石も奉納されています。
社殿内「当社改築の儀」より…『当五条神社の祭神は薬師如耒にて例祭は毎年旧4月8日に講中にて奉奏し耒たれり。其の創草は明でないが伝説等に依れば今より大凡千数百年以前と推意する。当時は泣面山(薬師森と云ふ)の中復に建立されてあったが、貞觀の昔此の地に移し奉ったと伝ひ聞く。以耒約1千年間は小さい石の堂宇であったが、明治12年に講中及び信者一同にて十尺四面の木造の堂宇に改築し其の後数回屋根替へ及び修理等致して信仰し耒たれり。今回腐朽甚だしき為講中一同協議の上改築成就せり。茲に之れを記念して此の額を奉納する。昭和32年6月8日(以下宮司・大工・世話係名は省略)』



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