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岩手県二戸市白鳥。県道24号線。本堂の背後のイチョウの巨木(幹周り3.52m)が目立ちます。
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山門。
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山門横から。
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山門をくぐります。
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曹洞宗清高山浄福寺。
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かつての白鳥村で寺院として曹洞宗浄福寺、神社として明神社が見えます。
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浄福寺は三戸郡名久井の白華山法光寺(南部家菩提寺)3世象室順香和尚を開山とします。
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永正年間の開創の古刹。本堂の16弁の菊花紋章には種々の伝説を残します。
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境内の石碑や石像が昔を伝えます。
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三界萬靈等。
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百万辺供養塔。
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改築記念碑…碑文『当浄福寺は昭和二十一年不慮の火災により全焼し本尊釈迦如来及び重要佛像等焼失され開山創立以来約五百年の歴史を誇る当寺も全く灰燼と歸したのであります同二十四年檀家あげての発願により二十五年春再建に着工し十月待望の完成に至りました当時は大東亜戰争終戰直後の物資欠乏の時代に相遭し建築資金難と資材の確保等にて檀家の皆さんには大変ご苦労をかけたのでありますこのように努力された先輩諸氏に対しましては心から敬意の誠を捧げております然し乍ら時代の進展と共に各位の経済力も徐々に向上して参りました今日檀家各位の意を尊重し委員一同微力を盡し先輩諸氏が築いて以來二十六年目にして本堂庫裡位牌堂等を改築に至らしめ本年三月着工し同七月無事落成致しましたこれ偏に檀信徒各位の佛法僧の三宝に歸依せし信心の表れと深く感謝申上げます私達委員はこの改築を有意義に記念すると共に益々信仰を篤くし宗門護持のため永く後世に傳ふべく銘記せし以所であります願くは山門の興隆と檀信徒各家の繁栄を祈念して碑文とします』
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遺芳観世音(昭和46年12月吉日・遺芳観世音建設委員会建立)。
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遺芳観世音前狛犬一対。
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遺芳観世音台座碑文(財団法人岩手県遺族連合會長内村一三謹書)…『此ノ遺芳観世音ニ祀ル英霊ハ遠クハ日清日露ノ両戰役又近クハ満州支那ノ両事変並ニ大東亜戰役ニ於テ大命ノ下ニ軍務ニ服シ極寒ノ大陸ニ又ハ炎熱ノ南方諸地域ニ於テ陸海空ノ各部隊ニ所属シ砲煙彈雨ノ下勇猛果敢忠烈無比ノ奮戰ヲ續ケテ祖國守護ノ大任ノ為ニ忠誠ヲ捧ゲ遂ニ散共病歿セル郷土出身將士ノ英霊ヲ祀ルベク明治改元百年ヲ記念シテ郷党ノ有志並ニ遺族ト共ニ相謀リ以テ其ノ遺芳ヲ萬世ニ傳フ可ク此處ニ遺芳観世音ヲ建立セシ所以亦是ナリ 顧レハ諸英霊ハ特ニ大東亜戰役ニ於テハ世界戰史上稀ニ見ル廣域ニ及ブ北瞑ノ孤島ニ或ハ波濤無限ノ南方諸島ノ大激戰ニ空ニ海ニ陸ニ戰史ヲ飾ル赤誠殉國ノ誠ヲ捧ケテ大和魂ノ真髄ヲ貫キ祖國ノ大義ニ徹セル其ノ精神ヲ永ク後世ニ傳ヘ以テ世界平和招來ニ資センコトヲ銘記スルニアリ 英霊來ツテ観音ノ精神ト共ニ祖國ノ為ニ守護アランコトヲ希フヤ切ナリ』
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浄福寺本堂を見つめる狛犬。
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白鳥観音堂鳥居向かいほどにあった巨木と祠。ちなみにすぐ近くには七滝大明神(七滝神社)白鳥観音堂があります。
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