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2019年10月26日-12月8日。国際芸術センター青森。
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四季のアーケード。
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人はまだ何もない狭間にあらゆる物を生み出してきました。見つけた退屈な隙間を埋めるように、野原に町が、それが広がり都市がうまれ、発展した社会では時間の隙間さえも埋められ繁栄を極めたかのように思えますが、その増幅する騒々しさに時に辟易させられています。
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一方で、人は何もない狭間に価値を見出してきました。絵や文字の余白に心地よさを覚えたり、音の間隔によって音楽の抑揚を感じたり、行間を読むことによって文学の深みを受け取っています。つまり私たちは想像力/創造力によって、空虚にも見える狭間から賑やかさを受け取る術を持ち合わせているのです。その術によって豊かな賑々しさを生み出し表現するアーティストと共に物事の狭間をのぞき込んでゆきます。
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芸術の秋ですから。
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参加アーティスト:ミラ・リズキ・クルニア(インドネシア)、佐藤浩一(日本)、宇多村英恵(日本)、エルモ・フェアメイズ(オランダ)、アヌシュカ・ラジェンドラン(インド)。
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7.5
世界の終わりと世界の始まり。
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循環する水・記憶。
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北大西洋の不明な地底(成分:クォーツ、炭酸塩、有孔虫、ヘマタイト砂、重鉱物)、陸源火山堆積の地底、石灰質の地底、東南アフリカの陸源堆積泥、有孔虫、3万年前の十和田-大不動テフラ(大不動火砕流)、ラモント・ドハーティー地球観測所が船で採取した世界中の地底サンプル、出来島で採取した地層の一部、ガラスを含んだ出来島の地層、マイクロプラスチック、出来島の埋没林、有孔虫の拡大写真など。
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10.4
10.8
仏ヶ浦の砂浜で採取したプラスチックが付着したギンカクラゲ(西日本の海域に生息。高海水温を示す指標)。
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「ステージングウッド」「線と線の間に」などなど…途中から全然写真を撮っていなかったみたいです。
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撮っていたつもりでいたのですが、集中していたんでしょうね。芸術の秋ですから。
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一応、私の下手くそな絵は描いてきました(ラジェンドラン・線と線の間に)。
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森の中の展示作品。
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国際芸術センター青森では、常設の展示室がない代わりに、敷地内に野外作品が点在しています。野外彫刻として作られた作品、アーティスト・イン・レジデンスで制作されその後しばらく残っている作品などが混在しています。
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外も見て回ったのですが、やはり写真を撮っていなかったみたいです。方向音痴&寒かったからです。
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案内地図を見ながらじゃないと作品だと気付かないものもありました。ただ単に私が芸術に疎いからです。昔はよく日展に行ってたんですけどね…誘われてただ行ってただけ。これからはもっと芸術に触れていきたいと思います。
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