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秋田県鹿角市十和田大湯腰廻。
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かつての境内は鎮守の森といった感じであったと思われますが、境内に木々は伐採されており、切り株のみが残されていました。
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かつての腰廻村。陸奥国鹿角郡毛馬内通のうち。南部藩領。「邦内郷村志」によりますと、蔵入高27石余、給分采地36石余、馬42、戸数22、稲荷神社を祀るとあります。黒森山(545.9m・山頂に黒森山神社)の南麓に位置し、西流してきた大湯川が南に方向を変える右岸に当たるこの地は、大湯台地の南西端。地租改正を機に明治9年大湯村の一部となります。
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社殿。由緒等は調べておりません。
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5.5
拝殿向拝神額「正一位稲荷大明神」。
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社殿内。正面に祀られているのは、神像もしくは仏像っぽく見えましたが、拝殿内にて拝むことは叶わず、何かはわかりません。
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社殿内には大太鼓、絵馬の他、鉄製の剣や草履、更に本殿上部は葦名神社(鹿角市)の千匹馬を彷彿させる無数の白狐の絵馬、更にその上には月山神社本宮(鹿角市)にあるような百人一首献額もしくは三十六歌仙図絵馬のようなものが見え、更に両脇には金剛力士らしき絵も飾られており、非常に興味深いものでした。拝殿内で見ることができないのがとても残念。
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8.5
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