『田沢湖金色大観音(仙北市)』からの続き。
田沢湖金色大観音へ。鋳造金色観音像では日本一の高さ(35m)。昭和62年7月開眼。
台座まで上がれます。
金色大観音が駒ケ岳の丘陵地に建立されたのは、1200年前の田沢湖地区に残る古文書に、奈良朝時代の昔より駒ヶ岳は、深湛な信仰の霊地であったと記されており、また伝説の辰子姫が満願成就のため、観音さまに百ヶ日の願掛け参りを行った伝説によるものとのこと。
賽銭箱・香炉・燭台。
香炉から参道を覗いてみたの図。
青銅灯篭一対。
灯篭には四天王像。
田沢湖金色大観音を台座から見上げてみたの図。
後ろ姿。
御顔。
近くで見ると全体的に結構傷んでいますね。
案内板「田沢湖金色大観音」より…『観音菩薩さまとしてよく知られているものに、十一面観音、千手観音、白衣観音等いろいろなお姿の観音さまがありますが、当山の観音さまは聖観世音菩薩(観自在菩薩ともいう)と言い、数々の観音の総称、代表的なお姿で基本形をしております。観音さまはこの世に苦悩する人々にいろいろなお姿で様々な場所に即応して救済される「応現身」として、多くの人々に親しまれておる有難い仏さまです。当山の「田沢湖金色聖観世音菩薩」はその功徳の大なることを願い、奈良、鎌倉の大仏と同じ鋳造製とし、総丈35メートル日本最大規模の観音像で昭和62年7月に開眼しました。田沢湖高野山金色大観音寺住職合掌』
案内板「ご参拝の仕方」より…『観音様に呼びかけ、願い事をするには「一心称名」をするだけでいいのです。口から声を出して唱え、心の中で唱え、身体全体で唱えるというように、身・口・意すべてで唱えることが「一心称名」なのです。姿勢を正し、両掌を胸の前で静に合わせ、合奏します、そのポーズのまま称名してください。「南無金色大観世音菩薩」又は、観音様の真言(おん、あろりきや、そわか)を三回唱えます。続いてその後に願い事を唱えます。「家族一同が健康でありますように…」大きな願望のある時は、一度でなく、より熱心な祈願が望まれます。田沢湖高野山金色大観音寺住職合掌』
案内板「観音七福神霊場」より…『七福神は、人生の幸せとは不老長寿(寿老人)つまり健康第一であり、人々が楽しく生きていくには和顔愛語(恵比寿顔)で人に接し、不時に備えて浪費を慎んで蓄えをし(布袋尊の袋)、困った時にはお互いに助け合い(大黒天の打出の小槌)、自らには厳しく身を正し(毘沙門天)、優しい心で周囲を慰め(弁財天)、幸福と富と長寿(福禄寿)を得ることを目指し、人生の荒波を(宝船で)乗り切ることであるということを示された縁起神です。当山七福神霊場を巡られれば、七難即滅し、七福即生し、万世安楽、福徳円満、不老長寿などはばひろいご利益が授かります。ぜひ、七福神霊場へお参りください。田沢湖高野山金色大観音寺住職合掌』
観音台座内のごあんない。本尊台座内にある「観音資料館」(幻想宮殿)では、胎内くぐりや曼荼羅宮、十二支御守本尊の参拝などができます。台座部分のセンサーで拝観者を感知し、音と光が織りなす仏の世界を満喫できるとのことです。
ちょっと個人的には館内が全体的に暗くて見えにくかったです。昭和(バブル期)でいうところのハイテク感はあります…昭和(バブル期)でいうところのね…私は嫌いじゃありません。なお、資料館内は撮影禁止のため写真はありません。
参道へ戻り、左手の観音七福神霊場に向かいます。
開運招福七福神めぐり案内板。内容は省略。
七福神霊場。
こちらも池があります。案内板の地図を見る限りでは、正面参道の極楽橋の下を通って蓬莱池と繋がっているようです。
今気づきましたが「浄蓮の滝」がありますね。音も聞こえなかったし、全然気付きませんでした。
福徳布袋尊。
延命寿老人。
財運福禄寿。
学徳辨財天。
厄除毘沙門天。
開運大黒天。
招福恵比寿天。
以上、田沢湖金色大観音でした。
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