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秋田県北秋田市坊沢伊勢堂下。かつての坊沢村。
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坊沢の草創は不詳ですが、明応年代に、成田家の祖、義慧が大和の国より修験者として東北の山野を遍歴し、主従共々この地に住みついたのが始まりといわれています。
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その村の起りとほぼ同じ頃から当神明社は伊勢大神宮遥拝所として、村人たちの心の拠り所となっていました。
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ある時、伊勢よりの御神輿のお通りがこの地にさしかかった際、御神の御幣持ちの方が突然悶絶して倒れると共にその御神輿も大盤石の如く重くなり、容易に動かすことができなくなってしまったといいます。思案の末、山上の祠に御幣を納め祈願すると、不思議にもその人は忽然として蘇生し、神輿も元のように軽くなったといわれています。
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御祭神は天照大神、水波能売神、塞大神、豊受姫神。例祭日4月26日。特殊神事:湯立神事。
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宝永8年(1711)に伊勢堂の社地整地の際に、土中から応永23年(1416)9月23日銘の鰐口及び金の御神鏡が発見されています。
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神鏡には御神像が浮彫りされており、鰐口には『奉十二所権現御宝前応永二十三年』とありました。この出土により村人の崇敬の念は一段と深まり、近郷近在からも参詣の人々が列をなしたと伝えます。その後、鰐口は文化4年(1807)、藩主義和公に献上したといわれますが、御神鏡は今なお当神社の御神体として安置されているそうです。
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社殿内。
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本殿。
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手水舎。
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狛犬一対。
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かなり個性的です。
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狛犬一対(紀元2600年5月16日)。
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石灯篭一対。
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石灯篭一対(昭和32年11月)。
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石灯篭一対(昭和16年)。
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手水石。
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神明社由緒碑(昭和25年5月吉日)…『草創不詳當村開闢以来産土神として天照大神を奉る往昔伊勢大宮より神輿の御神幸ありし時その前(馬+兵)大幣を持ちて卒然大地に悶絶神輿磐石の如くにて供奉の衆庶手を束ぬるに一人曰く此山上に地主の神ありこの神に幣を納めばやと直ちに奉進しけれ不思議や御輿元の如く軽くなり悶絶せし者忽ち蘇生せしと言う宝永八年二月社殿再建社地廣げしに岩下より御神体出現鰐口の銘に曰く奉十二所権現御宝前應永二十三年九月二十三日と外に文字あれ共摩滅して判読不能之れによれば當社の起りは凡そ今を去る六百年前なる事が窺い知らる』
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天皇陛下御即位二十年全国植樹祭記念。
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倉庫。
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奉納本榊12本。
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境内からの風景。
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八幡神社。
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神馬堂。
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稲荷の石祠3基。
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