三戸郡田子町茂市。
鳥居をくぐると最初は畑ですが、途中で参道らしくなります。
安政3年「三戸通神社仏閣地名書上帳」によりますと、堂社は蒼前堂と法呂・稲荷社があります。また桜館という城館跡があり、これは茂市館のことです。当神社の由緒等は調べていません。
狛犬一対(稲荷神社新築記念・昭和31年旧7月3日・茂市青年団一同)。
社殿。
向拝。
蟇股。
木鼻。
脇障子。
拝殿入口。
拝殿内。
拝殿前石燈籠一対と手水石。
茂市稲荷神社近くにある茂市館跡の標柱。町指定文化財。
茂市館跡…『坂の頂上右手一体。沿革は明らかではないが、慶長3年(1598)の「館持支配帳」によれば、「茂市館 四百石 下龍鷲 茂市惣七」とある。また、天正19年(1591)の九戸戦争に南部信直の配下として「茂市三七」、慶長6年(1601)の「岩崎出陣数定」に「御馬奉行四百石 茂市三七郎」とあるが同一人物であろう。このあと、同氏の消息についての記録は見あたらない。』
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