三戸郡南部町沖田面字早稲田。
御祭神は新羅三郎義光命。南部氏の遠祖である源義光。近江国の新羅明神(大津三井寺新羅善神堂)で元服したことから新羅三郎と称しました。祭日は8月25日。
建久3年(1192)8月25日、南部藩主光行公が甲州から入国に際し、新封土開発・藩内守護神として創建されたと伝えられます。爾来、南部藩主代々の尊信を受けてきました。大正14年8月1日幣帛供進神社として指定。
社殿。
面白い形ですね。
懸魚。
南部家の向鶴紋。ちなみに私はニシタチ観光PR動画の「ニシタチダンス」もしくは超特急の「My Buddy」を観ると南部藩を思い出します。余談です。
向拝。
社殿内。
幣殿・本殿。
ちなみにこの付近は藩政時代南部氏の筆頭寺院真言宗の古刹「永福寺」(石高八百石余)の跡地で、由緒ある古い地名など多くの史跡が色濃く残っている場所です。
御神木。
二宮金治郎像。
台座には『沖通小學校昭和21年10月昇格記念』とあります。
こちらの碑は読んでません。
「至誠」正四位伯爵南部利淳篆額。紀年銘は大正9年9月です。
古峯神社(明治32年・講中)。
狛犬一対(部落會一同・昭和17年8月25日)。寄り目気味です。
手水石。
石灯籠一対(安政2年吉日)。
十和田山(天保7年6月15日)。
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