
六戸町折茂今熊。古里公民館近く。杉林の中に一間半四方の八幡宮が鎮座しております。

旧参道は社殿脇の東側になり、昔は旧参道側に向かって建立されており、昭和2年建立の鳥居が2基ありました。

現在の参道入口には両部鳥居が建立されており、かつての献額には「昭和36年旧2月15日奉納 八幡大神宮 古里村中」とあって、現在の献額には「平成19年11月4日奉納 八幡大神宮 古里村中」とあります。

社殿は昭和25年旧12月15日に再建され、内陣には更に古い内御堂が安置。内御堂は旧堂舎であり、現社殿は鞘堂ということになります。内御堂には7枚の棟札と騎馬姿の八幡太郎源義家公の神像(木彫一本造)が納められています。御神体の棟札は「昭和弐年六月二十日八幡大神御尊像高坂勝太郎」とあります。高坂勝太郎は日蓮宗古里教会の教導高坂玄雄上人のことであり、昭和2年6月20日に魂入れを執行しています。棟札で最も古いのは文政8年2月11日のもので、「奉建立八幡宮家内安全龍光院」と読み取れます。施主名は恐らく古里直美(本家)の祖先六右衛門。この棟札から折茂今熊保食神社の別当龍光院の霞であったこともわかります。古里村は六右衛門が開村したと伝えており、恐らく六右衛門が八幡宮を勧請したと考えられますが、上記の通り棟札を判読できません。

その他の棟札には弘化2年2月15日に社殿修築、明治36年2月15日社殿修復、昭和25年12月15日社殿修復などがあり、また、昭和8年4月15日「八幡神宮」木札(古里要之助)、昭和20年5月29日の高坂玄雄が祈祷した札もあります。

外陣には昭和20年7月1日、古里カヨが納めた牛絵馬や伊勢神宮参拝の際のコースと参加者名が記された板があります。また、その記念碑も境内に建てられていました。表面には「伊勢神宮参拝記念 昭和35年3月9日 関西四国巡り」とあり、裏面には世話人の名が彫られていました。

普護見山清龍大明神の小祠。

昭和21年旧9月19日勧請。法主高坂勝太郎(玄雄)、施主古里安之助。

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