
大沢内ため池公園。

大沢内ため池公園周辺地図。

大沢内大橋(180m)。

しらさぎ橋(150m)。

大沢内溜池。



大沢内ため池公園周辺地図によりますと、2つの橋を渡り、わきつぼ散策道(1300m)を通って湧つぼに行けるようです。しらさぎ橋から徒歩約40分と書かれていました。

ちなみに湧つぼの近くまでは車で行く道(溜池の東北東)もあります。道中に看板がいくつもあるのですぐわかると思います。

大沢内地区水源流域広域保全事業案内図。こちらの地図を使って説明させてもらいます。

大沢内ため池公園の散策道から行く場合(徒歩)。

車で行く場合。鳥居の場所からはいずれにせよ徒歩です。今回私は現在地と書かれている場所から車で目指しました。おすすめは散策道の方。

途中にあった案内看板。湧つぼ…『この湧つぼは、津軽山地(中山山脈)の伏流水が湧き出たもので、昭和60年には青森県の「私たちの名水」に指定されています。この真清水は手が切れるほど冷たく、ここから大沢内溜池へ流れ込み、農業用水の一部として活用されています。』

湧つぼは平成名水百選に選定されています。また、大沢内溜池は県立自然公園(芦野池沼群県立自然公園)に指定されています。大沢内ため池は宝永年間に津軽平野の新田開発の用水源として、津軽藩により築かれたため池。周辺ではため池を餌場とするサギやキジ等が多く見かけることができます。

わきつぼ散策道方面。

マムシに注意。

湧きつぼ由来…『大沢内ため池の湧きつぼは、芦野池沼群県立自然公園に湧き出る真清水で濁度、色度も検出されず無味無臭の名水として、地域住民に称賛されている湧きつぼである。また、古来より津軽平野の稲作や地域住民の飲料水として利用されてきた。稲作の増産に伴い、農業用水として使用され、今はため池として親しまれている。稲作の用水として活用される10月頃から貯水が行われ、翌春の稲作作業が始まる5月頃までは水没している。湧き出る水は1日約15トンにも及び、現在も地域の稲作を支えている。生活の源となってきた水を守るため、地元住民有志が、自主的に周辺の草刈や清掃などの保全を行っており、1999年には「名水湧きつぼ保存会」を発足し、命の水に感謝を込めて寄付を募り、鳥居等を建立し祀ってきた。これら有志の自主的な活動が評価され、平成20年6月、環境省主催の平成の名水百選に選定され、中泊町の大地の恵みの象徴となっている。』

貯水期(10月~5月頃)には水面下となり水没しているため見ることすらできません。今は6月なのに…

えー!?!?

でもせっかく来たので向かいます。ここからは0.3kmですし。

一応杖もあります。個人的な感想ですが必要ないかな。水を運ぶ人は必要なのかもね。

鳥居をくぐると最初の下り坂が小判坂です。

小判坂。



周りの風景。

休憩するための長椅子もあります。

とても歩きやすいです。

夫婦ブナ。

触れば貴方の愛が届きます…誰に?ブナに?

またまた巨木が見えてきました。養老こぶと慶ぶをかけているようです。


『此の御神木にあるコブが御神木です。御神木に触れると貴方の慶こび事があります。ぜひ触れて下さい。』

説明はいまいち理解できなかったけど、とりあえずコブに触っておきます。

鳥居が見えてきました。

山の神。

なぜかエメラルドグリーンの眼鏡がありました。

こちらの巨木の説明かと思ったら…


杖でした。御自由に使っていいとのことですが、杖はすべてスタート地点にいってしまったようです。

湧つぼへ向かう参道鳥居。

横を見下ろしたら湧つぼがチラッと見えました。どうやら水没していないようです。っていうかかつてはこっちから下りたのかな。

更に鳥居をくぐります。


大沢内湧つぼ情報板。


最後の鳥居に「健康と長寿の輪」と書いてありました。

裏側。昭和60年7月21日。

案内看板…『此の名水は花瓶の(水の取替)が普通の水より一週間から十日位長持ちするそうです。又お茶・コーヒーも大変美味く最適ですと多数の方から誉められて居ります。是非一度試して下さい。』

小祠。


何が祀られているのかはわかりません。横には名水湧壺という標柱がありました。

小祠の裏から名水坂を下ります。

名水坂。

「湧つぼ」へよぐ来たねぇありがとう

どういたしまして。

凄いことになっている木。

途中から木製の階段になりました。濡れていると滑りやすいので注意です。

湧つぼ到着!!


全然水没していません。

ラッキー。


湧つぼ前の風景。

帰りは上りです。へばなーまた待ってるはんで。

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