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福島市の中心街。福島市民からお稲荷さんと呼ばれ親しまれている神社。
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表参道にある桧の大鳥居。明治神宮御鎮座当時の大鳥居を移築したもの。
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社号標に狐が一対。
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西参道入口。
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こちらにも立派な檜の大鳥居。
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西参道。
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祭神:豊受比売命
配神:大國主命・事代主命
例祭日:10月9日
由緒:人皇第66第一條天皇の永延元年(987年)従五位下安倍朝臣晴明公詔を奉じて、奥州下向の折、此の地に一祠を建て福島の里の総鎮守とした。
御神徳:衣食住、諸産業の守護神であり、商売繁盛・家内安全・厄除開運・無病息災・延命長寿のご利益がある。
境内末社:古峯社・聖徳太子社・足尾社
(以上境内案内板より)
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案内板の横には御鎮座一千年奉祝事業竣功記念碑やペン塚(福島ペンクラブの創立10年記念碑・昭和63年)がありました。
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社伝によりますと、第66代一条天皇の永延元年(987)、当時朝廷に重用された陰陽師の安倍晴明が奥羽下向の際、吹島の里にさしかかったところ、西には吾妻山が空にそびえ、北には信夫山が平原の中より屹然として突出し、南は阿武隈川の清流洋々として東流し、山水の風致、自然の景勝に目を見張るのみならず、地味肥沃にして農耕に適し、将来大いに有望な地相であるとして一祠を建て、衣食住を司る豊受比売命を勧請し、此の里の総鎮守としたことに始まるそうです。
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伊勢神宮外宮の御祭神である豊受比売命を祀った稲荷は珍しいですね。
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江戸時代には福島藩の鎮守とされ、代々の藩主の尊崇を集め、境内では市が開かれ賑わいをみせました。
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御鎮座以来一千年を越える歴史を刻み、風光明媚な温泉と果物の里、福島の鎮守様として「おいなりさん」の愛称で、広く福島市民に親しまれています。また、御守りとして全国でも珍しい「競馬勝守り」と福島銘産の桃にちなんだ魔除けの「桃守り」が有名。
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稲荷神社社殿…『福島稲荷神社は、江戸時代には福島藩の鎮守とされ代々の藩主に崇敬されてきました。たとえば、福島十万石の藩主堀田正仲は元禄2年(1689)に本殿を、同5年には拝殿を造営していますことは、今に棟札が残されていて明らかです。また、福島三万石の藩主板倉勝里は元文5年(1740)に造営遷座した記録があります。現在の社殿は、大江博士の設計によって昭和14年に竣工をみたものです。拝殿・幣殿・本殿の総建坪58坪余、市中とは思えぬ鬱蒼たる樹林に銅葺きの色が映える澄明な社殿です。拝殿は五間に三間ですが、中央はゆったりと他の柱間の倍近くとり、ガラス戸にも古風な蔀の感覚を生かしています。拝殿の屋根は破風を配した美しい流れをみせ、本殿には千木・鰹木をいただいていますし、神苑を限る玉垣の連子格子も社殿の平明さと調和しています。』
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狛犬一対。
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御影石で造られたこの一対の狛犬の台座の裏には割烹組合、待合組合、芸妓組合の名がいろは順に彫られており、花街の名残を感じさせるものとなっています。昭和13年10月奉納。
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手水舎。
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屋根裏に手水舎の説明や手水舎の作法について(一般的説明)、また、復活事業奉賛者芳名(平成25年元旦竣功)などがありました。
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なお、御神水は稲荷大神の鎮座する境内より湧き出る御神水とのことです。
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社殿前の手水舎。
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