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御祭神は猿田彦命。
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創建年月日不明。蒲田八幡神社の兼務社。百日咳の治癒に御神験あらたかなりとして、古くより土地の人の信仰のあつい神社。猿田彦神は、道案内の神であり、道陸神と言われ、道祖神(塞の神、障の神)と習合して村の境を守る関の神となり、更に咳の神と信仰されるようになったものと思われます。風邪をひき、咳が出るとき、額堂に懸かっている麻を戴き首に巻きます。治ると麻を2倍にして額堂に納めて感謝します。なお、昭和62年に新しい神殿が造られています。
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除病習俗(大田区文化財)…『風邪、百日咳、喘息等にかかると、境内の額堂に奉納されている麻を借り受けて、病人の首に巻くと咳が止まると言い伝えられ、病気が治ると、祈願者は新しい麻を奉納するという現世利益的な習俗が行われている。しかも神社であるのに、祈願者は社前に線香を供えるという神仏混淆の習俗が、今なお存続している例として興味深いものがある。また足の病気が治るよう祈願して、ワラジを奉納するものもあったという。神社の祭神は、猿田彦命とされているが、本来は道祖神(道や旅人を守護する神)をまつったもので、土地の人は「ドウソジンサマ」「ドウロクジンサマ」と呼んできた。昭和49年2月2日指定』
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額堂。後方に麻がかかっています。
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手水舎。
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