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普通の田んぼの畦道を通っていきます。かなりわかりにくい場所ですね。
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当神社の由緒等はわかりませんでしたが、古峯信仰は栃木県鹿沼市草久古峯ヶ原に鎮座する古峯神社(総本社)に対する信仰です。
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御祭神の日本武尊を火防、海上安全、五穀豊穣、家内安全、村内安全などの神として広く信仰しており、近世以降は関東や東北一円に古峯ヶ原講が設けられ、現在も栃木県内はもちろんのこと、福島県内には約2100の講、山形、宮城、新潟、岩手、埼玉、千葉、茨城、秋田、群馬、神奈川などに多くの講組織が結成されています。青森県下では少ないとされますが、それは津軽に少ないということであり、南部藩領は別でしょうね。
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社殿。
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狛犬一対(昭和11年9月8日)。どちらも阿形。
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境内にあった石。
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1つには「奉納 昭和8年4月8日 大坂仁太郎 三十〆八百」とあります。三十〆八百いうと112.5kgの八百目で115.5kgということかな。だとしたら力石かも。こんなところに…。
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余談になりますが、この古峯神社はコナラの巨木群(コナラの森)に隣接するような場所にあります。このコナラの森にかやば稲荷神社が鎮座しているとのことですが、コナラの森は私有地となっているため無断で入ることができません。どこで誰に許可を得ればいいのかもわからないので、令和元年5月6日の東奥日報の記事を参照し、以下に紹介させて頂きます。
コナラの巨木群がある十和田市三本木一本木沢の林野・通称「すずらん山」にあった神社が「かやば稲荷神社」として再建され、地域住民らにより神事が行われました。林野内では今年10月に太陽光発電設備整備を控えており、神事には無事故への祈りも込めました。周辺はかつて、馬が食べる草を刈る「まぐさ場」や、かやぶき屋根の材料を採る「かや場」として利用され、地域住民は稲荷神社を建立し鎮守の森として敬ってきました。神社の創建時期は不明ですが文政3年の絵図で存在が確認できるといいます。郷土史研究家の弟栄作さんの遺志を継ぎ、「三本木本村物語」を自費出版した山崎政光さんの活動に感銘を受け、「十和田市発祥の原点。未来永劫残さなければいけない。」と、老朽化した神社の再建と記念碑の建立を決意。なお、すずらん山では平成30年に太陽光発電事業に向け地鎮祭が行われています。林野内の幹回り3m超えのコナラ15本は保存されますが、残る草木は工事のために伐採。20ヘクタール超の林野内には約400本のコナラがあります。東北巨木調査研究会の2016年の調査で、幹回り3メートル91センチの県内最大の巨木を含め3メートル超のコナラ9本を確認。追加調査で更に6本が見つかりました。希少種のニホンスズラン、ニッコウキスゲなども自生しているそうです。
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