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福島市栄町の大和証券福島支店ビルの隣に鎮座。
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由来…『江戸時代、貞享年間「秋葉祭」と称して、村送りの形で秋葉の神輿を巡行させることが流行した。まさにこの頃より愛宕神社と並び庶民の信仰を集め、各地に秋葉講が組織され、秋葉詣りが盛んであった。現在では「防火の神様」として全国各地に点在する。本社は静岡県天竜市にある。明治14年4月25日、福島村一番町(現在の福島市柳町)の「甚兵衛湯」から出火した火は、またたくまに当時の福島の街の大半を焼く大火事となった。同年、阿武隈河畔の信夫橋のたもとに秋葉神社を勧請した。その後、東北線が開通するとともに、石炭車の火の粉から街を護るために、福島駅近くの青柳通り(現在の栄町)にも秋葉神社が勧請され、現在に至っている。』
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大和証券の前身は藤本ビルブローカーで、当時の敷地内には浅間神社が祀られていたそう。通りに面して秋葉神社があり、大きな藤の木が植えられており、藤権現の祠が2つあり、後に秋葉神社が合祀されたそうです。
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昭和52年に再開発ビルの建設に伴って藤の木も切られ、藤権現の祠は現存しません。ビルの建設に伴って神社を屋上にお祀りする計画もあったそうですが、町会住民の強い意向により現在地に残すことになり、一旦は建築のため場所を移すも完成後には元の地に戻し、社殿や灯籠は新しく寄進されました。なお、鳥居と神殿は昔のままです。平成12年10月6日に秋葉神社奉賛会と地元の町会によって新しく灯籠一対が寄進。
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火よけ丸。
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『火よけ丸は秋葉神社のおつかいであるカラス天狗をモチーフに平成8年に当神社のマスコットとして制定した。街の繁栄と安全火防を願って平成21年9月に栄町親交会・秋葉神社奉賛会の人々により建立奉納された。』
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火よけ丸台座より…『明治14年柳町一丁目みどり湯から出火した甚兵衛火事は街の大半を焼き尽くした。同年信夫橋のたもとに秋葉神社が勧請された。後年鉄道の開通に伴い蒸気機関車の火粉から街を守る為この地にも勧請し火防を祈願した。』
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手水鉢。
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