

北は日本海、東は鮫戸橋を隔てて田中町、西は本町、南は七ツ館館跡がある丘陵(弘前藩第3代藩主信義の弟である百助信隆が館主。貞享4年検地水帳に古館とあります)。


石上神社が鎮座する山が七ツ石館跡になります。

石段途中から小道に入ったところにある八衢神碑。

『石上神社石段の左手の平場にある八衢神碑は、津軽地方でも珍しい碑で、万延元年(1860)に建てられた。八衢神とは、日本神話に登場する猿田彦神のことで、天孫が高天原から日向国(現在の宮崎県)に降臨した時に、天の八衢(道の迷いやすい所、沢山の分岐点)にたって道案内したという故事による。この碑は、庚申塔、幸神塔、猿田彦大神碑と同じように、津軽地方で盛んであった庚申信仰により建てられたものである。』

参道途中にある稲荷神社。



施錠してありましたが、横の窓から覗いてみたら狛犬一対が社殿内にありました。



稲荷神社の横にあった幸神碑(嘉永7甲寅年)。

さて、上りましょう!

上から見ると急勾配ですね。

御祭神は古留御魂命。石上神宮の御祭神である布都御魂神のことです。

寛文10年(1670)もしくは、寛文11年(1671)勧請。

天明2年(1782)再建。旧村社。

本殿。

猿田彦太神(嘉永7甲寅年)。

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