
居森平村は北は藤川村、西は砂子瀬村に接する村で、地内寒沢山には慶長2年(1597)開山の銀山があり、延宝年間に最盛期を迎えています。

社殿は小高い丘の頂上に鎮座。ジグザグの参道を登って行きます。

社殿正面にも参道らしき道がありましたが、ここがかつての参道だとしたらかなりの勾配です。

創建年月日は不詳。境内には三本ヤリというエゾマツの御神木があります。

安政2年神社書上帳によりますと元禄6年(1693)再建の山神宮があり、これが現在の大山祇神社と考えられます。

面白い形の社殿ですね。どうやら近年改築されたようで、昔の社殿を見ましたら、中央や屋根の部分は変わっておらず、左右に増築されたようです。

狛犬一対。


手水舎と小さな祠。

祠内には観世音と書かれていました。紀年銘はよく見えませんが昭和です。

三面仏像を安置。

頭に馬の顔があります。馬頭観世音ですね。

末社稲荷宮。


こちらには木造の龍が奉納されていました。

紀年銘は平成元年6月12日。

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