かつての岩坂村で、天和年間における岩坂村は大童子・岩坂新田・石動の3ヶ村の総称でした。
御祭神は伊邪那岐神、伊邪那美神、保食神、大山祗命。
享保3年(1713)再建の稲荷神社(大童子)が、元和2年(1616)勧請・元禄12年再建(1699)の熊野宮(石動)と山神宮の両宮を合祀し、明治40年に磐境神社へ改称。
岩坂三村の産土神として篤く崇敬されております。
本殿。
狛犬一対。
馬頭観世音。
末社稲荷宮。
夫婦杉(幹周4.3m・3.7m)。元禄12年(1699)に磐境神社が当地に遷った際に植樹したものと伝えます。
「夫婦杉(町指定天然記念物・平成7年11月28日指定)。元禄12年(1699)磐境神社前に門柱か鳥居代わりに植樹されたものと推測されます。植樹された頃は相当の間隔があり、その間を社までの道として使われていましたが、間隔が狭くなったので、今は隣に新しい道が作られています。現在ではこの2本杉は、それぞれ幹周囲が、海側3.64m、山側4.28mとなっています。まるで夫婦が寄り添うように並んで生えているのは珍しいものです。約300年の年月を経た今でも、2本の杉の大枝には葉が生い茂り青々とし、地元の人々や社前を通る人々はこの杉を眺め休憩して行く雄大な老巨木です。」
夫婦杉の麓にある小祠。
不明の石。
女坂。
女坂にはスキーやストックが落ちていました。冬になればここでスキーの練習でもしているのかな。
左が女坂、右石段が正面参道。
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